暗夜鬼譚 春宵白梅花 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 350
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087454451

作品紹介・あらすじ

平安建都から百五十年あまり、貴族文化が花開くころ。少年武官と美貌の陰陽師見習いが、宮中の怪異に挑む! 人気シリーズ『ばけもの好む中将』の原点、瀬川貴次の名作平安怪異譚。(解説/三田主水)

感想・レビュー・書評

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  • イラストが綺麗で、
    最近の作品かなと思って手に取ったら
    1994年の作品の復活だそうで驚きだった。
    内容は非常に読みやすく、
    どの年代にも受け入れやすい感じ。

    最後に入っていた短編の
    最後の文章を読んで、
    俄然読みたい気持ちが湧いてきた。
    結構長く続いたシリーズのようなので、
    少しずつ読んでいこうと思う。

  • 今はなき集英社スーパーファンタジー文庫で刊行されていた当時読んでいたが、懐かしくて手に取ってみた。
    本編は改稿や加筆はされていないが、新たな書き下ろし短編が収録されている。
    新たな画装は美しいが、やはり当シリーズは華不魅さんの美しく禍々しさのある画があってこそだったのだなぁ、と再認識した。

  • 新規開拓作家として手に取る。
    序章的な感じ。今後の展開に期待。馬頭鬼のあおえが良い感じ。
    作中、宴の松原が出て来て伊藤遊著「えんの松原」を思い出した。面白かった記憶がある。
    読み返す前に最新刊を調べたがしばらく著書はないようだ。
    それでも猛烈に読みたくなったので、未読だった「鬼の橋」を買ってきた。

  • 序章という感じかな。馬頭のあおえがいい味出てました。

  • 絵が綺麗で購入したけど、面白いのかというと期待したほど面白くはなかった。陰陽師の暗さがなくワクワクしなかった。

  • 平安時代の陰陽師もの。
    サラッと読めた。賀茂忠行に習う一条という陰陽生は安倍晴明かな?六道珍皇寺が冥界と繋がってるなどのネタも含まれてて面白かった。

  • 陰陽師と武官のバディもの

    読みやすい

    刊行されたのが1994年とかなり前で驚いた

    冥府の獄卒である馬頭鬼が見た目に反してへたれキャラなのが意外で面白かった。

  • 面白かったです(人´エ`*)♪
    牛頭鬼が、でかい図体なのに
    可愛らしく、ギャップ萌えでした~(*^^*)

  • 別ラノベ文庫で展開されていたシリーズが集英社文庫で再登場したもの。

    主人公夏樹と陰陽生の一条(安倍晴明??)が宮中を舞台に、怪異事件を解決するストーリー。

    登場時は、ちょっとミステリアスな一条の雰囲気が、あおえが出てきたあたりからノリがよくラノベを思わせるけど、面白いから、これはこれでいい気がするな(笑)

  • 陰陽師関係は大御所の獏先生もいらっしゃるので大変かと思いきや、シッカリと居場所を確保している感じですね
    ストーリー的に私は嫌いじゃないです

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著者プロフィール

1964年生まれ。91年『闇に歌えば』でデビュー。
「ばけもの好む中将」、「暗夜鬼譚」シリーズ(ともに集英社文庫)、『怪奇編集部「トワイライト」』(集英社オレンジ文庫)など著作多数。

「2019年 『百鬼一歌 菊と怨霊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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