へるん先生の汽車旅行 小泉八雲と不思議の国・日本 (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087455588

作品紹介・あらすじ

『怪談』で知られる小泉八雲こと、ラフカディオ・ハーン。貧しく、職を求めてイギリスからアメリカ、そして日本へ。ハーンの軌跡をたどりながら、彼が魅了された日本精神の根源を探る。(解説/池内紀)

感想・レビュー・書評

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  • へるん先生が実際に移動したと思われるルートをたどる紀行エッセイ。アメリカの移動はスケールが大きすぎてびっくりする。日本に来てからの道のりは地理がわかる分入りやすかった。『小泉八雲』というと松江、となるけれど松江にいた期間は短いんだよね…あとせっかくだから日本に来てからは時系列にした方がわかりやすかったかも。途中でいきなり焼津が入ってきたときは「いきなり?!」ってなっちゃったから…。焼津に来るのは割と人生の終盤だし…。

  • 期待したほど「へるん先生」についても、汽車旅行についても深く語られてなかった。自分が期待し過ぎただけなんですがね。ハーンの伝記としては弱いけど、来日以前の経緯と、松江滞在期間が思ったより短かったことがわかったのは収穫かな。

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著者プロフィール

1946年生まれ。ノンフィクションライター、紀行作家。北海道大学文学部卒業。1972年鉄道ジャーナル社入社。「旅と鉄道」誌創刊期デスク。2007年、出版社「天夢人Temjin」設立。代表取締役社長等を経て2019年退職。日本文藝家協会、日本ペンクラブ、日本旅行作家協会会員。著書に『被災鉄道――復興への道』(講談社、第40回交通図書賞受賞)、『へるん先生の汽車旅行』(集英社、第10回開高健ノンフィクション賞最終候補作品)、『60歳からの青春18きっぷ』(新潮新書)、『鉄道エッセイコレクション(編)』(ちくま文庫)、『新にっぽん奥地紀行――イザベラ・バードを鉄道でゆく』(天夢人)、『ラストカムイ――砂澤ビッキの木彫』(白水社)ほか多数。

「2022年 『北海道廃線紀行 草原の記憶をたどって』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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