パリ行ったことないの (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.52
  • (5)
  • (18)
  • (28)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 245
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087455700

作品紹介・あらすじ

パリに行けば、自分が見つかるの? 私は何がしたいの? 私は何ができるの? とまどいながらも自分の人生を見つめ、前に歩んでいこうとする10人の女性の物語。(解説/カヒミ カリィ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 皆んな「パリに行ったことないの」って言うオチかと思いきや、第2部で皆んなパリへ行っている。しかも同じツアーに参加しているなんて!その流れが良かった。

    初めの「猫いるし」の主人公に共感しまくった。ディズニーランドに興味はなく、村上春樹の良さも分からない。もちろんフェイスブックもやってない。そして一番は何かしら理由をつけて実行しない事。でも、彼女は実行したんだよなぁ。私も、口実のいらない行動力を身に付けたい。


    45

  • 「どこかへ行きたくて何者かになりたくて、でもどこへも行けないし何者にもなれない人」の焦燥と虚無と諦念と、でもまぁ悪くもないなと思わせるラスト。山内さんはこれが巧いと思う。

  • 詳しくはないけど、わたしもパリには興味があって、タイトルに引かれて手に取りました。サクサク読めました。年齢も環境も違うけど、共感する部分が多い女性ばかりでした。最後、繋がるところも面白く、ランチの場面はいいなぁ~と。

  • わたしはパリに住むことはないけれど、
    自分の人生を振り返ったときに、"ここまで辿りついたなんて、よくやったじゃない。わたしにしたら上出来よ"と思えるようになりたいと思った。

  • パリまた行きたい

  • オムニバス形式を取りつつ最後に物語が一気につながる展開はすごくうまいなと思う。年代も性格も家庭環境もまるで違う人たちがそれぞれにパリを目指す物語にはどれもリアリティがある。エンドが好き。パリは特効薬ではない、私たちやっぱり、日本人だものね。

  • たまらなく好き

  • 日曜日のリビングで。

  • ブレーキをかけているのはいつだって自分自身。
    行動しないすべての理由は言い訳でしかないのだ。

    *

    「暇つぶしに病院に通うだけが高齢者の人生じゃないのだ。亡くなった夫の仏壇にお線香をあげるだけが、女の人生じゃないのだ。わたしたちの人生はこれからなのだ。」

  • 感情がリアルで苦しくなる。
    女性ならではの鋭さを感じる。
    理想と現実のギャップはあるけど細かいことを考える前に動いてみよう!って前向きになれる作品。

全34件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

山内 マリコ(やまうち まりこ)
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。
2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年8月連作短編集『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。同作は2016年映画化された。ほか映画化された作品に『アズミ・ハルコは行方不明』。ほか、著作に『メガネと放蕩娘』『選んだ孤独はよい孤独』など。

パリ行ったことないの (集英社文庫)のその他の作品

山内マリコの作品

パリ行ったことないの (集英社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする