• Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087456271

作品紹介・あらすじ

「めぐりあい」をテーマに名作短・掌編を精選したアンソロジー。読書への入り口に。旅のお供に。日々のひとときに。人気作家、ベストセラー作家の贅沢な競演。いずれ劣らぬ名作揃い。(解説/吉田伸子)

感想・レビュー・書評

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  • めぐりあいがキーワードの短編アンソロジー。
    2017年初版だけれど、収録されている話はかなり以前に書かれた物ばかりでした。
    過去に読んだり観たりしためぐりあいパターンばかりで意外性も感じず、数編でも最近の物が入っていればもっとメリハリが出ただろうに、古臭い印象ばかりが残りました。

  • 心温まるストーリーばかり、最後の作品はハラハラしたりと意外と楽しめる

  • 昨年読んだ本だが、レビューを追記。

    この本は書店で衝動買いした短編集。表紙にずらりと作家の名前が並んでおり、知っている人もおれば全く読んだことのない人もいる。なんだか短編バトルのようで面白そうだなと思って買ったのを記憶している。

    なんとなくジャズのセッションでそれぞれのプレイヤーのアドリブを楽しむように、文章のアドリブ合戦を楽しんでみようみたいな感覚で読んだ。

    なんでも、ここに並ぶ作家は、集英社でこの企画をした編集者の山田さんのセレクトで、「めぐりあい」の要素を含んでいるものを集めたアンソロジーと解説にあった。

    古今の作家が、どんなふうに「めぐりあい」のドラマを展開するのか?それぞれの作家のキレを自分で勝手に感じながら自分なりの評価をしながら読んだのでした。
    短編なので、比較的早めに決着がつくし、作家個々の個性を楽しめるので、改めて短編小説もいいなぁと感じましたね。

    個人的な勝手な好みの順位。作家のファン度でなく、この中で作品が面白いと感じた順です。まぁそのときの気分で変わるでしょうから、次読むとまた違ってくると思います。
    第一位 森 瑤子
    第二位 赤川 次郎
    第三位 宮部 みゆき

  • アンソロジーとして刊行されたのは最近だが、集められた短編はかなり古いものも多く、例えば三島由紀夫などすでに鬼籍に入って久しい作家の名前もある。
    男女のめぐりあいをテーマにした一冊なんだけれど、昔の短編を読んでいると、なんとも作品の底を流れる雰囲気に時代を感じる。
    だって登場人物の考えや行動がいまいち理解できない。
    これは自分の感覚が当時とは違っている、という時代のずれの問題なのか、それとも登場人物への読者の共感、というものを昔は意識していない作品が多かったのか。

    こういうきっかけがなければ読まなかっただろう作家の作品も多く、普段の自分の読書体験とは違う味わいがあった。

  • サクサク読めたけどもう1回読もうという気にならない不思議な短編集 ひとつ挙げるなら「ピエロ」がおもしろかった

  • 1948年1月〜1995年5月発表の13の短編を2017年8月に集英社文庫から刊行。大御所達が描く、男女の出会いをテーマにしたお話で、苦味のものが多く、重かったです。

  • 【収録作品】「Wednesday」大沢在昌/「伝説」三島由紀夫/「ホエン・ユー・アー・スマイリング」五木寛之/「ものすごく見栄っぱり」山本文緒/「この子誰の子」宮部みゆき/「ピエロ」連城三紀彦/「マッケンローのように」川上健一/「ふたり」半村良/「二人ぼっち」森瑤子/「七年のち」志水辰夫/「永遠のジャック&ベティ」清水義範/「恋人」佐藤正午/「ハープの影は黄昏に」赤川次郎/「めぐりあい」の思い出について 山田裕樹

  • Wednesday:大沢在昌/伝説:三島由紀夫/ホエン・ユー・アー・スマイリング:五木寛之/ものすごく見栄っぱり:山本文緒/この子誰の子:宮部みゆき/ピエロ:連城三紀彦/マッケンローのように:川上健一/ふたり:半村良/二人ぼっち:森瑤子/七年のち:志水辰夫/永遠のジャック&ベティ:志水義範/恋人:佐藤正午/ハープの影は黄昏に:赤川次郎

    13人の作家による超短編から短篇までの物語。それぞれの色が付いていて飽きることがない感じ。

  • 「めぐりあい」をテーマにした短編アンソロジー。
    ひとり一編ずつで、作家のラインナップが凄い。

    表紙カバーがちょっと地味じゃないかと思うし、この腰帯はないな。

    以下は読書メモ:

    Wednesday 大沢在昌
    11年前に描いた絵。ハードボイルド。

    伝説 三島由紀夫
    船旅に行けなかったときから13年目の出会い。

    ホエン・ユー・アー・スマイリング 五木寛之
    体でおぼえろ…めぐりあいが怖い。

    ものすごく見栄っぱり 山本文緒
    お見合いの相手は、まさかの…

    この子誰の子 宮部みゆき
    両親不在の嵐の日に突然の訪問者。
    読んだことあると思ったら「我らが隣人の犯罪」収録作だ。

    ピエロ 連城三紀彦
    結局、ピエロはどちらか。
    計作は実は最後までとことんいい人だった。

    マッケンローのように 川上健一
    テニス少年と、少女。最後はハッピーエンド過ぎる。

    ふたり 半村良
    バーを経営するふたりの美人ママの、ちょっと艶めかしいお話。

    二人ぽっち 森瑤子
    この編集者の女はなんて馬鹿なんだと思ってしまう。息子と、出来過ぎの同僚。

    七年のち 志水辰夫
    七年前に死んだ同僚の家に集まり、その娘の大学卒業を祝う。娘には足長おじさんから毎月、奨学金が送られてきていた。

    永遠のジャック&ベティ 清水義範
    中学校の英語の教科書の三十数年後。でも、我が中学はこの本じゃなかったなぁ。

    恋人 佐藤正午
    絶倫の男と、押しかけてきた女。
    うーん、よく理解できない展開。

    ハープの影は黄昏に 赤川次郎
    馬で出かけた森の中の家にいたハープを奏でる女性。
    時間のループ。

  • 『めぐりあい』がテーマの短編が13作品。いろんな作家さんの作品が楽しめる。三島由紀夫の短編もあってものすごく期待して読んだけど、よくわからなかった。ジーンときたのは連城三紀彦の『ピエロ』と志水辰夫の『七年のち』。ちょっと変わった男と女のなりゆきがきぬる『恋人』も印象に残った。

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著者プロフィール

大沢 在昌:1956年、名古屋市生まれ。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。代表作に『新宿鮫』(吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞長編部門)、『無間人形 新宿鮫IV』(直木賞)、『パンドラ・アイランド』(柴田錬三郎賞)、『海と月の迷路』(吉川英治文学賞)、近著に『爆身』『漂砂の塔』『帰去来』『暗約領域』など。

「2020年 『天使の牙 上 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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