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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087456806

作品紹介・あらすじ

「旅」「旅行」をキーワードに精選した短掌編16本を収録するアンソロジー。旅への期待感、まだ見ぬ土地への不安、遠くに来たことへの感慨……。さまざまな感覚が味わえる贅沢な一冊。(解説/西上心太)

感想・レビュー・書評

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  • 短編アンソロジーの第三弾、男と女の物語を核に恋愛を直球とし変化球を混ぜた「めぐりあい」、エッセイという危険球を混ぜた「愛を語れば」、そしてこの本は選者が16の短編に「旅」を加えたものとしている。

    とても短いものから、短編と言うにはちょっとボリュームもあるものまで、作者も年代の幅がある。
    気がつくと続きが気になってどんどん読んでしまう、そんな作品ばかりでした。

  • 2017年12月集英社文庫刊。「旅」をキーワードにした10編のアンソロジー。セレクションが興味深く、楽しめました。顔(川端康成)、エアポートは、雨(森瑤子)、税関にて(景山民夫)、瓶詰の地獄(夢野久作)、不満(星新一)、過剰愛情失調症(山本文緒)、夏の少女(唯川恵)、ホテルでシャワーを(山田正紀)、トマトの話(宮本輝)、やっぱりみんなに嫌われる(群ようこ)、ギャングの夜(角田光代)、髑髏盃(夢枕獏)、いとしのブリジット・ボルドー(井上ひさし)、父ちゃんバイク(胡桃沢耕史)、まぼろしの川(西村寿行)、悪い夏悪い旅(五木寛之)

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著者プロフィール

一八九九(明治三十二)年、大阪生まれ。幼くして父母を失い、十五歳で祖父も失って孤児となり、叔父に引き取られる。東京帝国大学国文学科卒業。東大在学中に同人誌「新思潮」の第六次を発刊し、菊池寛らの好評を得て文壇に登場する。一九二六(大正十五・昭和元)年に発表した『伊豆の踊子』以来、昭和文壇の第一人者として『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』などを発表。六八(昭和四十三)年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。七二(昭和四十七)年四月、自殺。

「2022年 『川端康成異相短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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