- 集英社 (2018年7月20日発売)
本棚登録 : 167人
感想 : 15件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784087457681
作品紹介・あらすじ
北海道勢初の甲子園制覇、田中将大らの輩出、前人未到の三連覇へ王手……。短期間に数多の偉業を成し遂げた高校野球監督。栄光と挫折の舞台裏を、長期に亘る丹念な取材で解き明かす。(解説/野村進)
みんなの感想まとめ
高校野球の名門、駒大苫小牧の監督がどのようにして強豪校を築き上げたのか、その成功の裏側に迫る作品です。北海道勢初の甲子園制覇を成し遂げた香田監督の情熱や苦悩が、丹念な取材を通じて描かれています。読者は...
感想・レビュー・書評
-
松井秀喜の5打席敬遠について書かれた「甲子園が割れた日」を読んで感銘を受けたので、同著者の別の本を読みたくなりました。
ということで探したところ、この本を見つけました。
北海道勢初の甲子園優勝を果たした駒大苫小牧の、それに至るまでの軌跡について書かれた本だろうと想像して読みました。
この本に出てくる駒苫と済美の決勝戦を、自分も当時テレビで見ていました。
判官贔屓の自分は駒苫を応援していたので、優勝した時はとても嬉しかったです。
ただし、この本はそれらの栄光だけでは終わりませんでした。
この本の主人公と言ってよい香田監督のその後、苦悶なども書かれていました。
総じて言えることは、あとがきか何かでも書かれていましたが、この作品からものすごい熱量を感じました。
また、再読したい本のひとつになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2025/05/19
-
成功の裏を丹念に取材されていて、一気に読みました。大阪桐蔭の監督もサイズアップされているようなので心配です。
-
香田監督が駒大苫小牧がどのようにして強豪校に育てたかを関係者への取材をもとに分析したノンフィクション
香田監督の凄さが存分にわかる、またいつか高校野球の監督をしてほしい -
物事に結果が出続けている時こそ、気を緩められない、他人からの目が気になる、人間不信になり得る等人間味溢れる監督の心情が読み取れるところが非常に興味深い。
-
2021/04/17
-
野球にはなんの興味もないけれど、ものすごく面白かった。
-
駒苫ブームの裏側で何が起きていたか。密着していた筆者が明かす名物監督の苦悩に心が痛む。
-
プロローグにある“2004年夏の駒大苫小牧の初優勝がスポーツ新聞の一面を飾るために、アテネ五輪で首位を独走する野口みずきに「こけろ!」と念を送った”という記述に驚いた。
野球至上主義もここまで拗れると病気かもしれない。 -
北海道勢初の甲子園優勝、史上五校目の夏連覇、そして前人未到の三連覇に王手を掛けた球史に残る早稲田実業との決勝再試合。駒大苫小牧を率いた監督・香田誉士史の栄光と挫折を描く渾身作。第39回講談社ノンフィクション賞受賞作。
北海道の野球を変えただけでなく、高校野球の新しい戦法さえ生み出し、全国制覇という頂点にも立った。印象に残るのは、雪上練習とゲームにおけるバックアップの徹底。そして、勝ち過ぎた故の軋轢。高校野球は汗と涙だけで語られがちだが、人間の本質を突く世界でもある。 -
第1章 幼年期(一九九五‐九七年)
第2章 少年期(一九九八‐二〇〇〇年)
第3章 青年期(二〇〇一‐〇三年)
第4章 壮年期(二〇〇四‐〇五年)
第5章 田中将大(二〇〇六年)
第6章 老年期(二〇〇七‐〇八年)
著者:中村計(1973-、千葉県、ノンフィクション作家)
解説:野村進(1956-、東京都、ノンフィクション作家) -
駒大苫小牧二連覇の立役者 香田監督とチームを描いたスポーツノンフィクション。
いや〜読みごたえがあった。
あの強いチームになるまでに、こんなドラマがあったなんて! -
あの駒大苫小牧連覇の裏には、これだけの挫折と苦労があったとは。今、当たり前のように強い大阪桐蔭高校にも、西谷監督にも、きっと知られていない多くの物語があるのだろう。
「間違ってなかったからこそ、相手を深く傷つけ、うらみをかった」「香田が、という前に、まず自分の香田を、見る目が変わってしまったのだ」「勝ち過ぎると、どこかのタイミングで、だれかがストップをかける」香田監督の生き様を描きながら、人間の本質をも描いた名著。
著者プロフィール
中村計の作品
