花の家事ごよみ 四季を楽しむ暮らし方 (集英社文庫(日本))

  • 集英社 (2006年1月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784087460087

作品紹介・あらすじ

季節感を心豊かな暮らしに活かすエッセイ集。
家の庭、ご近所の路地や公園などの日常の草花たちが、四季折々に教えてくれた心ばえの日々。ささやかながらも満ち足りた生活のあり方を追求し、料理などの家事に、今日から活かす知恵満載!

感想・レビュー・書評

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  • 20130709再読了
    植物との暮らしを綴ったエッセイ。新聞等に書いたもの、未発表のものをないまぜにして、春から順の季節ごとにならんでいる。植物といっても草木だけでなく野菜やくだものと、食べ物にも筆がおよぶ。著者が言うような「庭の草や木の花々に教えられて家事をはこぶ」暮らしができたなら。

  • 星は辛めにつけてますが、いい意味でささやかな愛らしい本でした。

    ご年配の著者でいらっしゃるので、ポップさはあまりなく、文章は地味ですけれど、昭和も早い時期の女性達の生活って華やかさより堅実さ重視。

    季節の移り変わりや、小さな心遣りに重きを置いて
    綿々と同じ生活リズムを、愛着をもって過ごしたことが思われます。歳時記に近い印象でしょうか。

    お庭で野菜や花を楽しんで、飾ったり食べたり、生かされてるのは今ではちょっと出来なくなってきてるような。

    私たちがそういう体験がないから、やりたくても出来ないのかと思い当たると、ふっと寂しさが忍び込みます。土の感触を指が忘れてもう長いんだと。

    一輪の花を活ける、そのことさえ、特別な日にしかしなくなってここまで見事に、身近な自然と人生が重なることは難しいですがこんな暮し方もあると書き留めてくださった事に感謝。

    花や木々が備忘録の代わりに

    「さぁ、家の用を準備しよう。もう次の季節だよ。」

    と背を押してくれる。愛でるだけの記録じゃなく、生活録。地に足がついてて、私は憧れます。

    同じことがさらりと真似られないから☆マイナスなんてこれだから私はダメなんだなと、ちょっと切ないな。

  • 最近よく見るクウネル、天然生活系のエッセイとはちがって、なんかタノシミってゆうのがにじみでてないんだなぁ。生活のために文章書いてます、って印象。

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著者プロフィール

吉沢久子

一九一八年、東京生まれ。文化学院卒業。生活評論家、エッセイスト。十五歳から仕事をはじめ、事務員、速記者などを経て、文芸評論家の古谷綱武氏と結婚。家庭生活の中からの見聞や、折々の暮らしの問題点、食文化などについて提案し、執筆や講演活動、ラジオ、テレビなどで活躍。姑、夫と死別したのち、六十五歳からの一人暮らしは三十年を超えたが、二〇一九年三月、一〇一歳で死去。著書多数。

「2021年 『100歳の100の知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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