リアルワールド (集英社文庫(日本))

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1643
レビュー : 247
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460100

感想・レビュー・書評

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  • どういう読み方をすればいいのかわからないまま読み終わってしまった…。ありきたりで平和な高校生活を送っていた自分には合わない本だった。

  • 5人の異なった視点からの文章には最初は戸惑ったけど、こういうのも悪くない。途中までの展開と結末の落差がやっぱり桐野ワールドなんだなぁ・・・毎回ショックを受ける。今の時代、リアルワールド=いつでも厳しすぎる現実のような気がする。

  • 自分にもこんな時期があったのだろうか。あったんだろうな、都合良く忘れてしまったけど。絶望的な闇。なんとか逃れた人だけが前に進んできたんだね。

  • 昔の自分が
    こんな道を進んでいた可能性もあったから
    主人公にとても感情移入してしまった

  • 高校生の心の闇を描いた作品。ぐんぐん引き込まれたし、みんな一筋縄じゃいかないってのは理解できるけど、救いがない結末はあまりにも悲しい。取り返しがつかなすぎる。

  • 女子高生の表の顔と裏の顔、対する友達によって顔を変えていったり、本当の気持ちを隠したり。それは誰にでもあることだと思う。しかし、そんなちぐはぐな気持ちから思いもよらぬ事態に巻き込まれてしまう。

  • 高校三年生の夏休み、隣家の少年が母親を撲殺して逃走。
    ホリニンナこと山中十四子は、携帯電話を通して、逃げる少年ミミズとつながる。
    そしてテラウチ、ユウザン、キラリン、同じ高校にかよう4人の少女たちが、ミミズの逃亡に関わることに。
    遊び半分ではじまった冒険が、取り返しのつかない結末を迎える。
    登場人物それぞれの視点から語られる圧倒的にリアルな現実。
    高校生の心の闇を抉る長編問題作。


    昔だったら考えられないけど、現代だったらもしかしたらこんなことありそうかなと思った。周りとの関わりが上手くできなくて、わかんなくなって、善悪の判断が出来なくなる…
    怖いなと思った。

  • どぉなってしまうのか?
    気になってどんどん読み進めて、1日で読み終わった。

    あまりにも現実味がない。
    登場人物の女子高生の4人、誰一人として行動に共感出来なかった。
    なんでそぉなるんだ。と思う行動ばかり。
    それは私が現代の女子高生ではないから、理解できないのだろうか。
    自分が高校生の頃、ここまで後先を考えずに今を打破したいと思ったことがあったか?私にはない。

    みんなが選択を誤って、人生が狂ってしまう。読めば読むほど不幸せな結末に向かっていく。

  • 一夏でこんなに状況が変わってしまうとは…てくらいな展開。読みやすかった。

  • うんうん、こんな感じの子いたなぁって高校時代を思い出しながら読み始めたら、その子達が歯車を回し始めて、あっと言う間に話が進んでいき、気が付いたら最後まで読み終わっていた。
    桐野夏生さんの作品らしく、人間臭くて、生臭い登場人物が10代になるとこうなるのか、と面白く感じる。
    ていうか、これもある意味 青春物語 。
    バッドエンドでもなく、グッドエンドでもない、心にちょっとひっかかる、そんなお話。

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞。2015年、紫綬褒章を受章した。近著に』『奴隷小説』『抱く女』『バラカ』など。

「2016年 『猿の見る夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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