リアルワールド (集英社文庫(日本))

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1643
レビュー : 247
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460100

感想・レビュー・書評

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  • 感想?特になし。

    2012.11/13 読了。

  • 全然リアルじゃないな。

    「最近の女子高生」を軽く見すぎてる気がする。

  • 2012.7/10
    軽い気持ちで、興味本位で手を出してしまうと、いつの間にか取り返しのつかな状態に、なんてこともある。後悔先に立たず。

  • 桐野夏生の作品はこれが初めて
    正直、初めに手に取るべき本ではなかった

    救いの少ない結末ではあったが、非常にあっさりとそれぞれの幕が下りたように感じられた
    この世に残った者と去った者、ある意味非常にシンプルな結果である
    タイトルとなっている「リアルワールド」、彼女たちにとってのリアル=現実とは何なのか
    彼女たちがそれぞれ辿り着いた答え、それまでの心境の変化が面白い
    登場人物がどのように事件に巻き込まれていくかも見ものである
    しかし、どの登場人物も深みがない
    それぞれが悩みや葛藤を抱え、それが登場人物の「核」となっているのだが、どの人物も背景を複雑にしただけで短絡的に感じる
    それが思春期ゆえの過激さなのか

    このような一般的にバッドエンドと呼ばれる物語が好きなので、これからの作者に期待したい

  • 母親殺しの少年とその少年と関わりを持ってしまった4人の高校生の少女たち。少女たちそれぞれの視点で事件が語られていく。なんでこんなことになるかな、と気が滅入る。

  • 強く生きるってこういうこと。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    高校三年の夏休み、隣家の少年が母親を撲殺して逃走。ホリニンナこと山中十四子は、携帯電話を通して、逃げる少年ミミズとつながる。そしてテラウチ、ユウザン、キラリン、同じ高校にかよう4人の少女たちが、ミミズの逃亡に関わることに。遊び半分ではじまった冒険が、取り返しのつかない結末を迎える。登場人物それぞれの視点から語られる圧倒的にリアルな現実。高校生の心の闇を抉る長編問題作。

  • それぞれが、それぞれに絡み合って、それぞれを作っていく


    寺内の中での取り返しのつかないことは、深い
    少しずつ泥が心の中につもって、溢れそうになった時に、「受け入れる」という蓋をする
    それを繰り返していくうちに、取り返しのつかないことは突如訪れる
    寺内に関しては、こんな理解しかできない

    高校生の心理と比べると、かなり非現実的な気はするけど、一人一人の物語を読む中で、新たな「人の心」も読むことができた

  • 高校三年の夏休み、隣家の少年が母親を撲殺して逃走。

    ホリニンナこと山中十四子は、携帯電話を通して、逃げる少年ミミズとつながる。そしてテラウチ、ユウザン、キラリン、同じ高校にかよう4人の少女たちが、ミミズの逃亡に関わることに。

    遊び半分ではじまった冒険が、取り返しのつかない結末を迎える。

    登場人物それぞれの視点から語られる圧倒的にリアルな現実。高校生の心の闇を抉る長編問題作。

  • 初めて読んだのが大学生だったからか全くリアルを感じなかったけど、今読んだらそうでもないかなと。あたしも高校生の頃こんなこと思ったよなとか思い出しました。

    4人の中ではやっぱりトシが一番普通の子です。
    あとの3人は自分が他の子とはちょっと違うということに浸りすぎている気がします。普通であるトシを下に置くことで自分は子供じゃないって主張している。でも刑事さんにちょっとウソついちゃった程度のトシは年相応で、ミミズを突き放したり執着したりする3人のがよっぽど子供だということに気づいてないんですよね。
    正直3人は読んでいて痛々しかった。特にテラウチは意味不明でした。今でも理解できないです。
    3人とも人とはちょっと違うことに憧れてそうなりきっていたけど、本当はトシのように普通の女の子でいたかったのかなとも思いました。だからテラウチはトシに手紙を出したのかと。
    ユウザンもキラリンもトシも、テラウチに一目置いてる感じだったけど、なんだか距離感があったように思います。リアルワールドって言葉を何度も使ったのはテラウチ。きっと彼女は裏の主役で、トシとは真逆の人間ですね。
    ミミズに関しては4人とは全然別次元で全くの子供です。正直このあとのミミズのモノローグが読みたいです。痛々しいながらも一貫してた4人とは違って常に不安定なミミズに、着地点はあるんでしょうか。

    そいえばトシの若い女ってだけでマーケットリーダーだという思考には笑ってうなずいた。だって若いってだけで国宝級ですよ。
    遅かれ早かれ、この4人はバラバラになっていただろうなと思います。最後には4人が離れ離れになってしまったことが一番リアルでした。

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞。2015年、紫綬褒章を受章した。近著に』『奴隷小説』『抱く女』『バラカ』など。

「2016年 『猿の見る夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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