リアルワールド (集英社文庫(日本))

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  • 集英社
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本棚登録 : 1642
レビュー : 245
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460100

感想・レビュー・書評

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  • 1つの殺人事件を巡る高校生たちの話。

    言動に幼さは残るものの、自分が高校生の時、こんなこと考えてたかなあとか、今の高校生はこうなのかなあとか考えてしまって、いまいち感情移入できず。

  • すごく子供なのに
    すごく大人な高校生の話。

    一度通ってきたその時期と
    今、親として考えさせられた。

  • 再読。女子高生の現実とその逃避についてはやはりなかなかリアリティを伴わない。もうこの歳になるとすべてがリアル・ワールドだって気付く。もっと若いときに出合いたかった一冊。「取り返しのつかないこと」ってキーワードが過去の後悔を蘇らせる。

  • おもしろかったです。
    急流を下っていくような感じの話。流されるままに一気読みしてしまいました。

  • さすが、出す本出す本それなりに売ってる作者だけあって、やっぱり読みやすい。
    だけんども、高校生が主人公だからなかなか感情移入が難しい。
    27だからね。もうババアだから。ついにこの時が来てしまったよ・・・(笑)
    それでもやっぱり「女」を書くのが上手い人だと思った。
    女ってさ、言葉にする以上に他人のこと見てるし、自分が思う以上に色々ばれてんだよね。だから楽しいし、だからうざいんだけどさ。
    各々タイプの違う女子高生4人が、親殺しの男子をかくまったりからかったり無視したり。最後は2人死んで4人不幸になるんだけど、とにかくキラリンがうざい。
    そもそも自分でキラリンとかあだなつけちゃう時点でうざい。
    そんでテラウチがかわいそう。頭が切れて心がある奴って色々損だと思う。
    「シンプルな憎悪をもてるミミズが羨ましくて憎ましい」 すっげーわかる。
    善でも悪でも1つのことに集中できるのって才能だと思う。
    4人それぞれ別々の罪悪感を抱えてるらしいけど、原因はキラリンじゃね?
    己の行動に伴う責任は、己でとらにゃ。その点テラウチのは、いくら先がわかってたからって、奴の行動がきっかけになっただけだから別だろう。
    内容全く関係ないけど、本の横に血がついてて怖かった(笑)

    1/19/11

  • 読み終わってからだいぶ経っているので…
    うろ覚えですが…

    たしか
    この小説の主人公たちが
    自分と同じ年代というところに惹かれて
    読み始めたんですけど、
    あまり面白くなかった。

    ひとつひとつの人物に
    感情移入だとか共感だとかできなかったし
    その関係性にもあまりぴんとこなかった。

    でも‘強烈な印象’を受けたという記憶はあります。

    桐野夏生さんの本を読むのはこれが初めてで、
    そのあまりの生生しさとかダークさにびっくりしました。

    読み終わったあとの不快感という
    かもやもや感というか、それがすごくて、
    桐野さんの本はしばらくいいや…と思った気がします。笑

  • 『はじめての文学』から飛んできて、一気呵成という感じで読了。ライトノベルっぽくて楽しめたけど、それぞれの母子の葛藤には正直、ピンと来ない部分があった。自分がもう大人だからかな。親に反発した時代はもちろんあったけどね。キャラではキラリンが好き。

  • 高校生の姿が、生々しい。
    母親殺しの男子高校生、隣家の少女とその仲間をめぐって展開する。展開に、気を抜けなかった。

  • ひょんなことから殺人事件にかかわるようになった4人の女子高校生。それぞれが軽い気持ちから殺人犯とかかわり、事件に巻き込まれてゆく。

    筆がうまいのですいすい読める・・・けど読んだあとにはやるせなさが少しだけ残った。読む一瞬を楽しむ小説?

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞。2015年、紫綬褒章を受章した。近著に』『奴隷小説』『抱く女』『バラカ』など。

「2016年 『猿の見る夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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