カーテン (集英社文庫)

  • 集英社 (2006年5月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784087460421

作品紹介・あらすじ

結婚してからはじまる恋がある。
27歳の夫と33歳になる妻。穏やかで幸せな結婚生活の始まりのはずだが、妻の純子には年下の夫に対する引け目があった…。恋愛と結婚、幸せの中で揺らぐ女性の心を描き出す8編。(解説/野崎 歓)

みんなの感想まとめ

結婚生活の中で揺れる女性の心情を描いた作品は、日常の中に潜むドラマを繊細に表現しています。主人公の純子が抱える不安や過去の影が、周囲からは幸せに見える結婚生活の裏にあることが巧みに描かれており、その揺...

感想・レビュー・書評

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  • 表題作「カーテン」に描かれる妻の不安定さと、カーテンという日常の道具を通じて変わって行くその姿がとても印象的でした。

    傍から見ればとても幸せなはずなのに、その揺らぎが読み手にまで伝わってくるのです。彼女の過去に胸が締め付けられる…。
    傷ついて傷ついて、そして本当の彼女を取り戻すまでの過程に希望がありました。

    「カーテン」に出てくるカーテンの飾り方も素敵でした。色々真似したいなって思ったり。

    日常の中のドラマが私はとても好きです。

  • 私にとっては、いまいち「面白かったぁ」「感動したぁ」とはならない本でした。ストーリーも文章表現もなんだか物足りない感じ。本当に誰かの日常っていうだけで、満足感は残らなかったなぁ。きっと、自分もストーリー中の主人公に重ね合わせられるような境遇にいれば別だったのかも、なんて思ったりもしたけど…。星2つです。(2006年10月)

  • さらっと読める

  • かなりスキです、これ
    恋愛短編集で日常的なテーマなのに、ちょっと非現実感があって
    浮いた心が すとんと落ちてくるような、程よい重みのお話が詰まってます

    自分の大切な人との日々を いつもよりちょっと大切にしたい
    そんな気持ちにさせてくれる 日常のちょっと特別な本★

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著者プロフィール

1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒。’90年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈なデビュー後、’91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を刊行する。自然、旅、性などの題材をモチーフに数々の長編・短編小説を執筆。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞。

「2021年 『半逆光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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