瑠璃の海 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.22
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本棚登録 : 237
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460872

感想・レビュー・書評

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  • 事故で大切な家族を失った同士が・・
    そんなシチュエーションは自分に置き換えられないので、こうなるか??ではあったが、小説は小説として楽しめればよいので、OKかな。相変わらず、小池さんの文体は重いけど美しい。長崎に行きたくなります。

  • 「エリカ」と「瑠璃の海」を同時に読んでいます。

    エリカの感想には
    小池真理子の書きたかったこと。
    日常にありえる設定で、どの方向へ進むかではない。
    どの方向へ進んだとしても、そこにあるのは日常であるということ。

    設定そのものに対する見方を提示している。
    描写の旨さは、旨いことがいいことなのではなく、日常的である枠に収めてしまうところがいいことなのではないか。

    小池真理子が書きたかったことはそんなことではないかと思う。
    と書きました。

    瑠璃の海も全く同じ文脈で読んでいます。
    進んだ方向に疑問を投げかける方も見えます。

    物語なのだから、そちらに進んだらという仮設だと思って読まないと,疲れるように思います。
    女性作家の女性主人公だから、男性読者が取れる特権かもしれません。

  • 晩秋の夜、高速バスが炎上。この事故で夫を失った園田萌と、娘を亡くした作家・石渡遊作が出会ったのは、二か月後の遺族会がはじめてだった。喪失の同じ痛みが、ふたりを分かちがたく結びつけてゆく。だが孤独と絶望の淵からはじまった愛は、スキャンダラスに取りざたされることに。互いに溺れ、社会に背をむけたふたりに残されているのは、この恋に殉じること。究極の道行を描く渾身の恋愛長編。



    なんだかなぁ。。。
    そういうものかなぁ。。。
    なんて思ってしまいます。
    現実にはどうだろう?
    考えてしまいます♪

  • 再読。
    事故で家族を亡くしたもの同士が恋に落ちる。支えあいながら、生きていければよかったのに。。「幸せ」と言いながら、生きにくかったのか。。なぜその道を選ぶのか、私には理解できない。

    小池真理子が描く男の人って色っぽいなーとつくづく思う。

  • 家族の不慮の死をきっかけに知り合った2人。

    家族を失ったことで自分の仕事や生活までも完全に狂ってしまって残されたものがどれだけ辛いかを体をもって知っているはずの2人なのに…。

    2人は幸せになってはいけないのか…未来はなかったのか…

  • 結局のところ、ラストをいかに正当化というか美化というか、読者に納得させるための話しかな・・・
    ラストから読んだ後に「ふーん・・・?」となってしまったので、イマイチ。

  • ひたすらに肉体を求め合う男女の話。いいと思うが再読はない。

  • 作家さんとしては書いてみたいテーマなのだろうな、とは思います。
    端正な文章で、するすると読めて面白いですが、やはり最終的に何故そういう行動に出たのかというところが、女性側からは伝わってこなかった。
    確かに、精神的には不安定だったといっていいでしょうが、幸せに満ちているのならどうして?と凡人は思う。
    とことん追い詰められての行動なら理解できるけど、幸せを感じながらなんて、綺麗ごとすぎて白けてしまった。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    晩秋の夜、高速バスが炎上。この事故で夫を失った園田萌と、娘を亡くした作家・石渡遊作が出会ったのは、二か月後の遺族会がはじめてだった。喪失の同じ痛みが、ふたりを分かちがたく結びつけてゆく。だが孤独と絶望の淵からはじまった愛は、スキャンダラスに取りざたされることに。互いに溺れ、社会に背をむけたふたりに残されているのは、この恋に殉じること。究極の道行を描く渾身の恋愛長編。

    【キーワード】
    文庫・恋愛・切ない


    +1

  • 読み終わった直後、人によっては泣き崩れてしまうかも。

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著者プロフィール

小池真理子(こいけ まりこ)
1952年東京都生まれの作家。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)、96年『恋』で直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に、『二重生活』『無伴奏』『千日のマリア』『モンローが死んだ日』などがある。
2019年1月6日から、『モンローが死んだ日』がNHK BSプレミアムでドラマ化。主演は鈴木京香、草刈正雄。

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