水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1624
レビュー : 125
  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460940

作品紹介・あらすじ

梁山湖に浮かぶ天然の寨には、世直しを志す者たちが集まっていた。しかし頭領である王倫の堕落により、今は盗賊同然の集団となっている。宋江の命を受けた林冲は、安道全とともに寨に入りこんだが、そこには幾多の罠が待ち受けていた。一方、晁蓋は、巨額の税が賄賂として宰相に贈られることを知る。民の苦しみの結晶であるその荷を奪うための秘策とは。熱く血がたぎる「北方水滸伝」、第二巻。

感想・レビュー・書評

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  • 一巻にも増して、個性的な人材が登場し、それぞれに魅力的で彼らに引き込まれていく。

    兄嫁に恋をした武松、後に致死軍を作る公孫勝、顔に青あざのある楊志等・・・。

    そして梁山泊に替天行道の旗を翻すために、謀をめぐらす彼ら。

    読みごたえのある二巻でした。

  • 王進ハイスクールに新たな生徒、武松が入学します。彼は魅力的な講師陣のもとで立ち直っていくでしょう。
    王進先生はついに陶芸に手を出し、土との対話が始まりました。この巻では出番が少ないので残念です。
    その他の見所は吹毛剣の使い手、楊志と林冲のバトル。致死軍の設立。安道全の医療。梁山湖の山寨の攻略から梁山泊の旗揚げでしょうか。
    山寨の首領であった王倫の最後が呆気なく物足りないのですが、アジトを手に入れた梁山泊の今後に期待です。

  • 林沖・晁蓋の梁山泊入り、林沖vs楊志、楊志が棗売りに化けた賊徒に荷馬車の荷を奪われる回。

    上記の話は、横山光輝の水滸伝でも語られているので、特に書くことはないのですが、そういった原典のエピソードにもあった話とは別のところも読み飛ばせないのが、北方水滸伝の魅力の一つだと思います。

    例えば、安道全が朱貴の奥さんを治療する話。

    人々の営みの中で、医者や薬師の存在は非常に重要な存在の一つですが、

    三国志や水滸伝といったたくさんの人物が登場する物語の中で、武将達に負けず劣らず、こうも光を放って描くことができるのかと感心します。

    戦いと戦いの間の話も見逃せない。一つ一つのエピソードが読み飛ばせません。

  • まだ序章に過ぎないのだろうけど、物語が確実に動き始めたことに時に鳥肌を立てながら熱く読み進めることが出来ています。

  • 北方謙三の、白日鼠の白勝への愛情を感じる2巻目。

  • まだ名前が複雑なので、掴めないまま読んでいる感がある。

  • だんだん面白くなってきた。

  • 水滸伝二

    190605読了。
    今年55冊目今月2冊目
    #読了
    #北方謙三
    #水滸伝二

    一人一人の好漢を苦悩や目覚めまで描いていくのでみんな好きになる。

    梁山泊を奪う顛末が語られる。

    多分RPGでいうと、拠点が確立し、育成システムやアイテム合成、ミニゲームが開放されて一番面白いところに当たる。

    戦に犠牲はつきもの。英雄好漢の最後まで見届ける。


  • 公孫勝 致死軍誕生
    梁山泊開始

  • 潘金蓮のエピソードに驚きました。北方は貞女であり慈悲心のある藩金蓮を造型する事で、単細胞に描かれてきた武松の人間性に深みを与えました。周到な準備、広大な作戦を経て、ようやく梁山泊を拠点としました。今後の展開に期待します。相変わらず登場人物の洪水です。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で菊池寛賞を受賞した。

「2019年 『魂の沃野(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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