GO-ONE (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 129
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461237

感想・レビュー・書評

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  • 競馬好きからしてみると、こういう競馬を題材にした本が出ると読まざぁなるまいとなるのだが、これがまた文庫書き下ろしで海のものとも山のものとも知れず、「ジョッキー」の松樹剛史の書いたものなので、まあいいかといったところ。
    競馬の話って、この世界の仕組みの説明が結構あって、それがないと素人さんは分からんのでしょうけど、僕らみたいな人間にとってはまだるっこしくて、ね。
    こういう本を素人さんが読むのかどうか分かりませんけど、だったら思い切ってコアな読者に絞って書くというか素人さんは無視するほうがかえってすっきりするのではないかと。
    好きな世界なのでスッと読めるのだけど、どこかで聞いたような話も多く、なんだかコミック雑誌を字に変えたものを読んでるみたい。現実のレースを超える興奮はどこにもなくって、折角の競馬の話なのにちょいと残念、でした。

  • クライマックスがあまりにも荒唐無稽過ぎてそれまで何とか保っていたものがどこかへ行ってしまった。
    テーマとしては魅力的なのだが。

  • 競馬の騎手を主人公とした青春物語。まあ読みやすい。

  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:913.6||M
    資料ID:95080029

  • 登場人物の設定(人物像)にやや難があったが、全体的に楽しめる競馬小説だった。

  • 6

  • 架空の地方競馬『春名』を舞台とした短編仕立て(4部構成)の作品。その1短編ごとに語り手(主人公)が変わる。短編仕立てがネックなのか、松樹氏の代表作『ジョッキー』ほどの深さを感じず、物足りない感じ。厳し目の評価。

  • 2010/03/15-2010/03/16

  • 世界制覇の夢を追う若手ジョッキー一騎。勝利を信じて走り続ける騎手を熱く描く。連作短編という手法を生かしきれていない印象を受けました。 若干不完全燃焼気味。

    (2008年8月読了)

  • うーん、何だか読後にすっきりしない感じでした。
    多分キャラクターごとの背景や張ってあった伏線の処理の甘さの所為だと思います。
    もっとうまく消化できれば絶対楽しめたのに勿体無い…。
    でも描写や文体、またしっかりとリサーチした上でのリアリティは作者の他の作品と同じく素晴らしいです。
    次の作品にも期待です。

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