本業失格 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 229
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461329

感想・レビュー・書評

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  • 初エッセイ集。本当に本が好きなんだなと思う。

  • 【本の内容】
    N.Y.、サンフランシスコ、神保町、足どりも軽やかに向かう先はいつもその街いちばんの古本屋-。

    中目黒の小さな書店から、本を巡る新しいムーブメントを牽引し続けてきた著者の初エッセイ集。

    古書店主であり文筆家、現在は『暮しの手帖』誌の新編集長として注目される彼の、本から始まる「旅」の原点。

    出会いの喜びと、自由であれ!という今も変わらぬメッセージに満ちた、瑞々しい一冊。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    「牛のマークの『カウブックス』という楽しい本屋さんがあるよ」と知人から教えられた。

    東京の目黒川沿いにあるという。夜桜見物がてら先日行って来た。品ぞろえに心意気を感じる小粋な古本屋だった。

    内田百間、永井龍男、阿部昭……。

    平明な文章で味わい深い世界をつくった作家の本が並ぶ。

    つくりや手触り、においもいい。

    イタリアの古い建築雑誌など、見ているだけでも楽しい本も豊富で、ウキウキする。

    本書は、2002年に小林節正さんとともに「カウブックス」を開業し、昨年10月には「暮しの手帖」編集長に就任した著者が、本への思いをつづった初のエッセー集を文庫化したものだ。

    18歳で渡米し、街で本屋を見つけると入り浸り。

    そんな日々に出会ったすてきな人々や風景、そして「いいツラした」ビジュアルブック……。

    感動の一瞬一瞬がてらいなく、伸びやかにつづられる。「いやー本って本当にいい」というはずんだ声が聞こえてくる。

    その日買ったのは、「週刊新潮」の表紙絵で知られる谷内六郎装丁の獅子文六著『べつの鍵』など2冊。

    ツラもいいが、中身もよい。

    弥太郎さん、ありがとう。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 読了後、三ヶ月して簡単なレビューを書きます。なんか近所の書店行ったら松浦さんの本がたくさん出ていて驚いた。ファンは結構いるとは思っていたけど。著者のあとがきと佐伯さんによる解説から読んだ方がいいような…。本文から読んだんだけど人となりをよく知らないせいかちょっとのめり込めず。(でも、どんどん読めちゃうけど)
    年齢が近いせいか彼の活躍は励みになります。

  • 130316*読了
    パリで、NYで、日本で、古書店街をうろうろしたくなる。
    好きなもの、好きなことをこんなにも大切にできたら、しあわせだろうなぁ。
    松浦さんの本はどんどん読んでいきたい。

  • この人にも、なんだかんだで青山とか今風オシャレさんに被れてる時期があったんだな、と思った。

    でも、やっぱり、小さなきっかけでもヒトから与えられた事に対して丁寧に接する人柄と、その一貫した姿勢がほんとに大好きです。

    3肩書きはあるけど…本業が失格であっても、人生が失格ということはありえない。
    80弥太郎さんの、アメリカ初生活の思い出。
    83本屋を続けてきた背景と、変化前の心境。
    89美大卒生に、勘でチャンスを与えた話し
    112『大きな口を開けて、朝陽をグッと飲み込むと元気になるよ。』
    114世界一の古本屋。)たもかぶ本の街。
    福島県只見町。→いってみたいみたい!
    139コンプレックスを公言したシーン
    141『セレクト フォー やたろう』屋いいアイディア!紅茶セットにいいかも!
    155ほんとに欲しいものに出会った時
    182 あとがき
    ハックルベリー
    佐伯さん
    185佐伯さんより

  • 大好きな、大好きな松浦弥太郎さんの著書。
    ご自身の体験や、本の話、仕事の話、つらつらと綴られています。

    ただ、カテゴリ別にまとめられているのですが…
    複数の雑誌のコラムをまとめられているため、ちょっと統一感が無い気がしました。

    中目黒のCOWBOOKS大好きです!
    それで住みついてしまったようなもの。憧れです。

  • 「自分の感動や発見を人に伝えるのが好きで本屋を始めたのだ」、「自分の美意識や価値観を本の世界から探し続け、そこで経験したり、学んだりしたことから生まれる、新しい自分を見つけるためであった」と「珍しい本を集めて、それを商売にしようと思ってのことではありません」と書く著者。デザインされた服は創造されたパワーに満ちているから着こなす方もそれ相応のパワーがいるとの記述に首を頷かせ、大の飛行機嫌いの著者がフライト時に飲むパリで買った甘くて効き目抜群8時間後にすっきり爽快な目覚めの睡眠薬、ワタシも欲しい。

  • 現代のJ.J氏。本好きにはたまらない。

  • 「暮らしの手帖」編集長&COW BOOKS代表、古本好きのカリスマにもなっている松浦弥太郎氏の初エッセイ。本人も言っているように文章は稚拙かもしれないけど、古書愛溢れる実直な姿勢は伝わってきました。

  • 古本に対する愛情が伝わりました。
    本との出合い大切にしたいです。

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プロフィール

エッセイスト。元『暮らしの手帳』編集長。

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