幻夜 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 16455
レビュー : 1300
  • Amazon.co.jp ・本 (792ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461343

感想・レビュー・書評

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  • 文庫版で786頁。
    あっという間の読了でした。

    一人の女性を中心に、人生と魂が絡まり、搦め捕られていく人びと。
    絶妙なタイミングと深度で、ちりばめられ、深められていくエピソード。
    また、その個々のエピソードが、互いにつながり、化学反応を起こしながら紡ぎあげる、精緻かつ深遠なストーリー。

    この物語の核が有する引力に、否が応でも引き寄せられていきます。
    この頁数を越えてもなお、まだまだ読み続けていたい… そう思わせてくれる作品です。

  • 2年ほど前に白夜行を読んでいますが、内容はあまり覚えていません。感想文を見てみると雪穂が冷徹で邪魔者は排除する人物であり、今作の新海美冬と似たタイプみたいです。
    美冬はあらゆる人を手玉にとって利用する魔女のような女性で魅力あるキャラクターで楽しく読めました。

  • ゆっくり3日もかけて読みました。あーなって、こうなるだろうな……て早々と分かってしまった分、面白さはイマイチでした。雅也が、どんどんハマって行く姿、最後まで美冬との二人だけの世界を信じてしまった終わり方が切なかった。読みごたえはあったけど、それぞれの役割?が想像出来てしまったので、あっ!という面白さはなかったです。

  • そういえば美冬みたいな女性になりたいと思っていた、憧れってだけでなれるとは思ってないけど

  • 2018.12.27読了

  • 久々ミステリー?女って怖い。これまた白夜行の続きであったことに読み終わってから気づく。

  • 2018.12.8 図書館

    白夜行と一緒に借りて、続けて読んだ。展開が同じすぎて、白夜行と人や事件がこんがらがった。続編とはいえ、幻夜のみでも独立した小説として読める。
    とにかく分厚い。白夜行850pくらい、幻夜750pくらい。
    あとがきを読んで、ディティールにこだわった結果だみたいに書いてあって納得。
    島田荘司も分厚さもそういうことだったわ。リアルの追求、ミスリード。
    幻夜の解説はとても良かった。「社会派推理小説」っていうのがうーん?と思ったけど。

    内容は、震災で出会った美冬と雅也が、美冬の成功のため、協力して邪魔を排除していく。(雅也は震災で人殺しの現場を美冬に目撃されている)
    二人で協力しているとみせかけ、裏では美冬の計画により雅也も利用されている。
    ラストは、雅也が全てを暴こうとした刑事を道連れに自殺。

    美冬=雪穂は、ラストで浮彫になる。それまでは完全に別人のように書かれているので、続編って知らないと似てるなあくらいだと思う。(年齢も詐称してるので)
    ラスト、雅也はてっきり美冬を狙っているのだと思っていたからびっくり。読み返した。見事に騙された。
    白夜行と違うところは、雅也が善人であり、雅也の葛藤がしっかり描かれているところ。それによって事件の流れが明確になっていた。さらに事件も白夜行よりは少なく、不幸人も少ない。白夜行のほうがミステリアスで事件のつながりが複雑だったように思う。そのため、幻夜では物足りなさが残った。ラストでだまされたのは良かった。白夜行が秀逸すぎたのか。幻夜も決して悪くはないと思う。
    でもなー!美冬の最後が見れると思ったので残念。
    解説で、これは三部作になるみたいにかかれていたので、是非、美冬(雪穂)の最後を描いてほしい。

  • 白夜行の続編。阪神淡路大震災をきっかけに結びつく男女二人。
    協力者のようでいて実は周りを操作している女、美冬。
    彼女の正体が白夜行の雪穂だと分かったときはぞくっとした。
    恐ろしい女であるが、その動機は伺いしれなかった。
    続編に期待したい。

  • この人の「人を操る」話はホンと面白い。白夜行の続編?確認しましょう。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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