- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087461442
感想・レビュー・書評
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もう、どんどん死ぬやん。゚(゚´Д`゚)゚。
いよいよ宋江が梁山泊に入山し、晁蓋と並びたち官軍いや宋国との本格的な戦争へと突き進んでいきます
そしてそして次巻ではオリジナル水滸伝では前半最大の山場となる祝家荘との戦いへと続いていきそう
『水滸伝』のスーパーアイドル一丈青扈三娘も登場し、こちらは青蓮寺の天才参謀聞煥章となにやらありそうな感じ
全ての男の子に勇気を与える存在の王英先生はまだ到着してません!ヤバい!早く来て!
はい、一〇八星ぜんぜん違うじゃん!のコーナー!
今回は第二十九位の好漢、天罪星の短命二郎(たんめいじろう)阮小五です
元漁師、阮三兄弟の次兄ですね
オリジナルでは他の兄弟と一緒に水軍の隊長になり長く活躍しますが、『北方水滸伝』では、呉用の進言でなんと軍師修行を始めます
かなり短気な荒くれものの性格はオリジナルと一緒ですが、『北方水滸伝』ではそれを抑え込むことができ、尚且ついろいろなことに目端が効き、まさに知恵者の原石を思わせます
それでなくても公孫勝に致死軍頭領という役割を与えてしまったこともあって、北方梁山泊には軍師が少ないんですよ
軍師とは縁遠いところにいる阮小五をサプライズ抜擢して成長を描いていくんやな〜と思わせておいて…この野郎!
ところでワタクシ、この『北方水滸伝』をオリジナルと(ぼんやりと)対比しながら読み進めているわけなんですが、自分贔屓で申し訳ないけど、やっぱりオリジナル及び吉川英治の『新・水滸伝』くらいは読んでいたほうがより楽しめると思うんですよね
このオリジナルとのギャップをきちんと把握するほど、読んだときのぶっ飛びが強烈になると思うんですよ
どっちでも凄い面白いんですが、ホームランか場外ホームランかってくらいの差があります
え?どっちも同じ1点でしょって?
いや君とはちょっともう話できんわ -
揚志、石秀、周通に続いてまた…百八星が揃い踏みすることなく次々消えていく非情の北方版。「太陽にほえろ!」の殉職刑事ではないが(古っ!)、死力を尽くした好漢たちの死に様もこのシリーズの見どころの一つ。次は誰が逝くのかハラハラドキドキ、そしてウルウルしながら読んでいる。
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山に籠る宋江たちと、雷横の7巻。雷横が熱い。雷横の死にざまに電車の4人掛け席で遭遇し、うっかり号泣するところだった。ちゃっかり施恩が仲間入りする感じとか、普段の読書だったらありえないけど、水滸伝なら許せる。むしろ歓迎。解説に読みごたえのある歴史小説があげられていたので、メモしておこう。さあ、8巻がわたしを呼んでいる!
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気づきました、私。
150ページに1人は死ぬことを。
雄々しい雷横。勢いよく読んでいるのに戦っている姿がスローモーションで脳裏に浮かんで…
ああ、涙。朱仝も辛いよね。先に梁山泊に入ったと思ったら相方が先に戦死しちゃうんやもん。
でもそのおかげで宋江は逃げられたから。これは戦。と言い聞かせて。
少華山の豪傑たちの志にも胸を打たれたなぁ。
阮小五、最期は晁蓋に見送ってもらってよかった。でももっと活躍して欲しかったよ。最初に出てきた時から大好きだった阮小五。ああ、涙。
官軍が大胆なことするから大変ね…
どうなるんかな……
こわ……
馬桂さんよ、私はあんたを許さんど。
時遷も…惜しい人……!石勇後は頼んだ。
そしてまたまた解説がスンバラ
「死んだ男の残したものは」という曲を紹介されていてね、歌詞が6番まであるのに、歌は5番までしかなくて、6番を歌わないことでそのメッセージを伝える、っていう曲なんやって。
まさか、小説の後書きでそんな曲に出会えるなんて……震える -
雷横、阮小五、時遷 戦死
少華山 放棄 -
青蓮寺の醸し出す不穏な雰囲気が渦巻く中、水滸伝中盤の山場、祝家荘戦に向けて盛り上がってくる7巻目。
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水滸伝七 烈火の章
190623読了。
今年60冊目今月8冊目。
#読了
#北方謙三
#水滸伝七
壮絶な、死。
それでも受け継がれ強くなる志。
技量も知恵や情報も、兵力もが強く太く濃くなる。
こういう部分にロマンを感じ同調してしまう。
だから、俺屍、ロマサガ2.サガフロ2 みたいにつないで行くゲームにハマるんだろう。
好きな人物が3人も倒れて胸が抉れる。
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★2009年4月4日 28冊目読了『水滸伝7 烈火の章』北方謙三著 評価B+
聞煥章の包囲網をすんでの所で逃げ切った宋江一行は、重要な幹部雷横を殿として退却に用い、失う。そして、各地の梁山泊の仲間に助けられながら、宋江はとうとう本拠地に帰り着く。一方、西に遠く離れた少華山では史進が、偽物の替天行道の旗印を掲げて梁山泊の評判を落とそうとする政府側の了義山を討ち、少華山を捨てて東の梁山泊へ移動する。しかし、その中で梁山泊の軍師の一人阮小五を失ってしまう。政府軍は聞煥章の融通無碍な連動策が功を奏しはじめ、軍資金の捻出、地方軍の綱紀粛正、さらには梁山泊の三山(梁山泊、二竜山、双頭山)のど真ん中に祝家荘という邑の形を偽装した砦を巧妙に築きあげていた。しかし、梁山泊の諜報の大物である時遷は、楊志を罠にはめた女諜報員馬桂に気がつき、処分に訪れるが、、、、、、
またまた、次への大きな展開が見えてきそうな伏線が次々と張られ、楽しみな展開となってきた。 -
どーなるの⁉︎
陶宗旺
施恩
雷横
阮小五
関勝
時遷
師匠の十八番ですよ!
師匠の十八番ですよ!
正直、阮小五は楊志の35倍くらいびっくりしました
才能の片鱗を見せ始めたところでって…軍師修行させた...
正直、阮小五は楊志の35倍くらいびっくりしました
才能の片鱗を見せ始めたところでって…軍師修行させた意味がわらん!と思いましたが、でも戦争してたらそんな「死」は珍しいことではないのかな?むしろ何かを成し遂げての「死」の方が稀なんだろうなとも思いました