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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784087461534
作品紹介・あらすじ
啄木の短歌は、とんでもない!(談・糸井重里)
親孝行や働き者のイメージは間違いだった!? お金大好き、働くの嫌い。借金大王で、女ったらし。そんな「石川くん」の本当の姿をユーモラスに描いたエッセイ集。啄木短歌、衝撃の現代語訳つき。
みんなの感想まとめ
ユーモラスな視点から描かれた石川啄木の実像が、読者の心をつかむ一冊です。明治の歌人としての偉大なイメージを持っていた石川啄木が、実はお金好きで働くのが嫌いなロクデナシだったという意外な一面が、親しみを...
感想・レビュー・書評
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石川啄木を「石川くん」と呼び、啄木の歌を現代語で歌いなおし解説するという、なかなか面白い形をとっている本。
著者の語り口調は自分には合わなかったが、20年前にネット新聞に連載されていた記事とのことで、毎日の新聞の片隅の記事として読むならこれくらいの軽さはちょうどいいのかもしれない。
啄木についての色んな話を知ることができたので、もう一度歌集を読みたくなった。
▼印象的だった歌
啄木:
何事も思ふことなく
いそがしく
暮らせし一日(ひとひ)を忘れじと思ふ
↓
著者:
くよくよと悩むことなく
いそがしく過ぎた一日
わすれたくない
啄木:
一度でも我に頭を下げさせし
人みな死ねと
いのりてしこと
↓
著者:
一度でも俺に頭を下げさせた
やつら全員
死にますように詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何か本を紹介してと言われたら必ず薦める一冊
明治の歌人、石川啄木さんの短歌を現代の歌人、枡野浩一さんが現代語訳し解説するエッセイ?
偉人だと思っていた石川くんが思いの外のロクデナシでちょっと好きになったちゃう
自分も大丈夫、明日も頑張ろうと思える -
「石川くん」とは石川啄木のこと。短歌でありながら、口語に近い、わかりやすい言葉を用いて、世間の人を驚かせた石川啄木。しかし、当時の言葉は今聞けば十分に難しい。そこで、歌人の枡野浩一がさらにわかりやすく今の言葉に変えて詠み直してみました、というもの。これが非常に面白い。例を挙げてみると、こんな感じ。
啄木のもとの歌:「一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと」
著者の詠み直し:「一度でも俺に頭をさげさせた やつら全員 死にますように」
数々の短歌とともに、親しみを込めて語られる啄木の素行。茶化しているふうではあるけれど、そこには愛情も感じられます。読めば石川啄木という人に興味を惹かれる本。 -
桝野浩一だいすきだけど、これはあんまし。
啄木の短歌は、そのクズ正当化っぷりがすでに清々しいまでに完成しているせいであるいみ伸び代がなく、それを上塗り現代語訳するというのは、こと短歌という制限の多い芸術においてはムズカシすぎると思った。啄木の短歌はもともと現代人にとっても分かりやすいんだろうな。 -
『一握の砂』から感じていた陰気な印象が弱まり、良い意味で人間くさくて親しみを持てました。
同じ本に収録されていた『悲しき玩具』はなんだか読む手が進まなかったのが枡野さんと似た感覚で、私だけじゃなかったんだと少し嬉しかったです。笑 -
面白かった
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歌人枡野浩一が、石川啄木の短歌を現代文に訳しながら、啄木の人となりについてこき下ろす。愛情の裏返しだとしても、ここまで貶すかというほどの貶し方。短歌からは想像できないが、酷い人間だったようだ。
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再読。やはりくだらなかった。でも衝撃的な部分もあってびっくり。その部分を読まないうちに人に勧めてしまったけど大丈夫だろうか。。やっぱり本物を読みたくなった。
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教科書にも載る立派な石川くんの実は…な駄目っぷりに人間てこんなものだよなーって思う本。
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友達のように呼びかける、石川くん、と。
某石川啄木のアニメをみたのがきっかけで読む。自身も歌人である著者が石川啄木に送る手紙のように、石川啄木の歌や人生について書いた連載をまとめたもの。石川くんもヒドイし、著者のコメントもヒドイ。でも、包み隠さず生きるというのは石川くんのような生き方なのかもしれない。だから、石川くんにヒドイことを言いつつ、石川くんを嫌いにはなれない。
一番好きな歌は「こころよく 我にはたらく仕事あれ それを仕遂げて死なむと思ふ」 -
なんだろな、ノリが合わなかった…?のかな
書いてある内容はわかりやすく、なるほどと思います -
確か、トヨザキ社長書評集でのオススメから。これ、ネット新聞連載の文庫化なんですね。記憶に残っていた啄木作品は、ここに収められた中のほんの数作だったけど、それは教科書に載るような、格式ばった風味の漂うものばかり。軽いノリのものとか、色々あるんですね、実は。愉快な解釈による部分が大きいのだけど、かなり啄木が身近に感じられるようになりました。イラストがまた良かったです。
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石川啄木の「一握の砂」の現代語訳があれば…と思い見つけた一冊。
教科書に載っている有名な歌人ですが、この本を読んでかなりのダメ男だったことがよくわかりました(笑)
それでも、素晴らしい作品はずっと読み継がれていくものなんですね。 -
おもしろーい。石川啄木って、確かに思っていた印象と違ったな。
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歌人でお笑い芸人の枡野浩一が「ほぼ日刊いとい新聞」に連載していた石川啄木短歌(一握の砂限定!)エッセイです。
啄木の歌を1首選んで枡野が現代口語で改作し、文書とイラストをつけるという感じ。
で、ここで紹介される啄木が全くのだめんずなんですねぇ。
仕事しないし、さぼってばっかりだし、借金はするし(返さないし)、プロの女とイチャイチャするし、エッチな本を借りてきて徹夜で書き写したり…
でも、作者の啄木への愛がひしひしと伝わるんだよなぁ。
ちなみに、冒頭の一首は、
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買ひ来て
妻としたしむ
これを枡野が改作すると、
友達が俺よりえらく見える日は
花を買ったり
妻といちゃいちゃ
ね、いい感じでしょう! -
北海道帰りに。面白かった。(笑)
著者プロフィール
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