水滸伝 9 嵐翠の章 (集英社文庫 き- 3-52)

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  • 集英社
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レビュー : 86
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461640

感想・レビュー・書評

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  • 危うし林冲、青蓮寺が押し気味も、梁山泊にもまた新たな同志が加わる9巻目。
    史文恭はこう出てくるのかと思いつつ今後が気になります。
    巻末、馳星周氏の愛情あふれる解説も読み応えあります。

  • 著者:北方謙三(1947-、唐津市、小説家)

  • 水滸伝九 嵐翠の章
    190705読了。
    今年62冊目今月1冊目。

    #読了
    #北方謙三
    #水滸伝九

    ちょうど折り返し。

    死亡フラグが立ったと思っても生き残る者、深掘りした描写ののちに死んでゆく者。

    どちらも印象深く、感情移入が激しい。

    火眼狻猊とあだ名される鄧飛が、カッコイイ。

    林冲とか秦明とかのメインは言うに及ばず脇役も粒ぞろいでドラマがあるのだ。

  • ★2009年6月13日 36冊目読了『水滸伝9 嵐翠の章』北方謙三 評価B
    官軍青蓮寺の計略に嵌められた梁山泊の騎馬隊長林冲は、辛くも仲間の献身的な救出作戦で、重傷を負いながらも九死に一生を得る。
    梁山泊側は、守りを固める為、流花寨という新たな砦を築くことにする。官軍も、地方軍、禁軍(皇帝直属軍)、青蓮寺(諜報部隊)の連携を高め、いよいよ梁山泊の資金源である塩の道のあぶり出しに成功してそれを徹底して潰しにかかる。高唐の街に閉じ込められた塩の道を造り、守ってきた柴進、そして付きそう燕青の二人を救出するため、梁山泊の首領の一人晁蓋が自ら軍を率いて進軍する。再び次第に緊迫してくる表裏のせめぎ合いに緊張が高まって来る。

  • 北方水滸伝全19卷を読了。
    水滸伝そのものを読むのが始めてなので、古典原作と比較しての改編の凄さは分からないものの、梁山泊と宋との対決という大枠のストーリーの中に、多種多様なタイプの人間をそれぞれ人間くさーく展開させていく筋立てが凄すぎて、むさぼるように読みつくすのでした。
    夜中の2時にミルクあげた後に訪れる1人の平穏な時間を使って、ついつい読みふけってしまい、寝不足な日々を長々と続けてきましたが、これでようやく日常生活に戻れる!と思ったのに、あんな終わり方するんなんて、、、まんまと楊令伝を読みたがってる自分がいる。手を出すか出すまいか、迷うところだが、きっと近いうちに大人買いするんだろうな。

  • 再読。

    梁山泊の恋の物語の巻。

    一難去ってまた一難、増えては消えていく登場人物。
    折り返し地点ですでにこの展開の濃さ。

    ささ、次巻へ。

  • どういう結末になるんだろうと、想像してみるがまったく想像できない苦笑
    宗を倒すことはできないのだとは思うが。

  • ●1回目 2007.9.6

    豹子頭林冲の危機

    柴進救出作戦。
    ここで活躍する鄧飛はもっとも印象深い人物のひとりだ。


    ●2回目 2014.12.27

    索超登場。

    豹子頭林冲の単騎突撃。

    ふたたび、火眼狻猊鄧飛の活躍。柴進と燕青を救出に成功するが…。

    楊令が子午山入り。

    秦明が公淑とめでたく結婚。
    それをめぐっての宋江と晁蓋の会話が楽しい。

    水滸伝全19巻。もう半分まで来てしまった。
    あと10巻しかないとは残念すぎる。

  • 死んでも誰かが己のことを覚えていてくれる。それこそが人の死に際の支えになるのだろう。

  • 前巻の最後、張欄を救うために戦線離脱する林冲に驚愕したが、今度は宋江。
    えええ!??
    今になってそれを言う!?
    結構恋愛問題があちこちで勃発しているのだな、この話は。

    青蓮寺の戦い方がここにきて変わってきたのが怖い。
    数を恃みに力まかせ、というのから、梁山泊を消耗戦で弱らせる戦い方へ。
    これも数を恃んでいるといえば言えるけど、梁山泊としてはこちらの方が断然怖い。

    あと何かの布石になっているのか、楊林がはっきりと柴進を嫌いになったという記述。
    楊林の気持ちはわかる。
    柴進だって命懸けでやるべきことをやっていただけだ。
    だけど、ひと言足りないよね、柴進。
    労わる(いたわる)。労う(ねぎらう)。
    楊林は自分のために憤っているわけじゃないんだから。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で菊池寛賞を受賞した。

「2019年 『魂の沃野(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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