おいしいコーヒーのいれ方 (9) 聞きたい言葉 (集英社文庫)

著者 :
制作 : 志田 光郷 
  • 集英社
3.61
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本棚登録 : 1931
レビュー : 108
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461657

感想・レビュー・書評

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  • 2019/5/13~5/13

    介護福祉士をめざすかれんは鴨川へ移住することをついに決意する。遠く離れてふたりの関係はどうなるのだろう。かれんを応援したいけれど、行って欲しくもない勝利の心は複雑だ。離れていても互いの思いは変わらない、彼女だって同じはず。それはふと触れ合う瞬間にだって、充分すぎるほど伝わってくる。でも確かめたい、彼女の言葉で、その胸の内を。シリーズ9弾。

  • シリーズの中で、中だるみしてた感じがする中で、ちょっと進んだ気がして、面白く感じた。

  • 面白かった

  • かれんは教師の仕事を辞め、鴨川のホームで働く決意をしたことを、両親に話します。しかし、彼女のことを心配する両親は反対し、ついにかれんは自分の出生の秘密を知っていたことを、彼らに打ち明けることになります。

    こうして、ようやくかれんの希望が容れられ、彼女は自宅を出ていくことになります。勝利は寂しさを押し隠して、彼女の未来のために離れて暮らすことを受け入れようとします。

    本巻は、かれんの大きな決断がくだされたことで、物語の一つのクライマックスをかたちづくっており、これまで勝利とかれんの成長を見守ってきた読者としても感慨深いものがあります。

  • 図書館

  • これから離れ離れになってしまう二人にはそれぞれに「聞きたい言葉」があったと。さあこれからどうなるのか。悪い予感しかしません。
    もうとっくにべたべた恋愛ストーリーではなくなってます。

  • 2017.3.12読了。

  • かれんの自律のためには絶対に避けて通れない巻。それにしても、彼女の両親がかれんのことをよく認識し、理解していることか…。しかも、深い愛情を持って…。この親子関係のかけがえのなさは、かれんにもきちんと伝わり…、でも、我を押し通す必要もあり…。このもどかしくも、悩ましくもある葛藤が、本作の魅力を形作る。その意味でも「おいコー」の良さが存分に感得できる巻である。そして、次巻がラスト。未だ解決していない遠距離恋愛中のショーリとかれんの葛藤に一つの回答が与えられるのだろうか…。

  • 2012.10.18

  • これまで未熟すぎる主人公にイライラを募らせていたが、ようやく成長の第一歩を感じることができ、また話の展開も比較的早かったので、シリーズ中で最も気持ちよく読めた。

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著者プロフィール

村山由佳(むらやま ゆか)
1964年7月10日生まれ、立教大学文学部日本文学科卒業。不動産会社、塾講師などの勤務を経て作家となる。
1991年 『いのちのうた』でデビュー。1991年『もう一度デジャ・ヴ』で第1回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞佳作、1993年『春妃〜デッサン』(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』に改題)で第6回小説すばる新人賞、2003年『星々の舟』で第129回直木三十五賞、2009年『ダブル・ファンタジー』で第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞している。ほか、代表作として『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズがある。

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