ショート・トリップ (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1973
感想 : 155
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087461664

感想・レビュー・書評

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  • サクッと読める。

  • ユーモラスな旅にまつわるショートショート集。
    気軽に読めそうな雰囲気があり、長崎訓子さんのフラットなイラストもその雰囲気に拍車をかけているのだけれど、流して読もうとすると頭に入ってこなくて、読みやすいのに読みにくかった。
    作品の中では「究極の選択」が面白かった。

  • 僕は中学生時代、星新一サンの大ファンだった。

    当時出版されている文庫本はすべて読破した。その後、他作家のショートショートをいくつか読んでみたが、どこか物足りなかった。その後20年以上ショートショートを読んでいない。

    本作は旅を題材にした48のショートショート集である。

    僕のお気に入りの作品は、“究極の選択”。
    砂漠で瀕死の少年が出会った白髭の老人と5頭の動物。
    犬。馬。虎。羊。牛。
    老人は言った。「一頭だけじゃ。どれを旅の友とする?」
    少年は熟考のすえ、一頭を選んだのだが・・・。
    フザケタ結末。
    思わず笑ってしまう。

  • 「ならず者18号」に科せられた刑罰としての旅。道に迷った「奇跡の犬」の壮大な冒険。生涯、孤独の旅人として生きた伝説の「試食の人」
    ユーモアとサービス精神に溢れた旅をめぐる48のショートショート集。

  • 幼い頃読んだ『カラフル』が超絶美化されてこれで肩透かし。ならず者18号だけは良かった

  • 本当に短い!気楽に読める。

  • 1つ1つがものすごく短い
    ショート・ショートなんだけど
    ここまで短いとやっぱりオチを作るのは
    難しいんだな~と思った。

  • 読んだ時期が悪かった!ごめん。
    童話物語のあとじゃ、皮肉ファンタジーがものたりない。

  • う~ん。

  • 森絵都さんのショートストーリー集。
    中学生向けに書かれているので、絵本みたいな感じ。
    話の内容的には、可もなく不可もなく。
    卒のない話にしようとして、印象が薄くなっているところが多いです。

著者プロフィール

森 絵都(もり・えと):1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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