水滸伝 12 炳乎の章 (集英社文庫 き 3-55)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087462081

感想・レビュー・書評

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  • 2021.12.7
    ようやく関勝が仲間になった〜!
    人柄を好きになってたので嬉しい!

  • 盧俊義捕縛
    大刀関勝

  • 拷問する者とされる者の意外な関係に目を開かされる12巻目。

  • チェックするとなんと約2年振りの水滸伝だった。
    拷問のところはやはり盛り上がった。
    さて、あと7冊。読んでしまおう。

  • 水滸伝十二 炳乎の章
    190811読了
    今年75冊目今月5冊目

    #読了
    #北方謙三
    #水滸伝十二

    晁蓋の難に続いて、闇塩の道を一手にになっていた盧俊義にも青蓮寺の手が。

    盧俊義の秘密

    燕青の決死行

    2人が死地で引き継いだ52の地名と人命

    関勝が返す、饅頭1つの借りが、最高に男前でかっこいい。

    楊令も大きくなってきたし、
    楽しみだ。

    悲しみを超えて。

  • 司馬遼太郎賞
    著者:北方謙三(1947-、唐津市、小説家)

  • 塩の道を探っていた青連寺はついに蘆俊義までたどり着き身を拘束する。過酷な拷問を受ける主人を救うため、燕青は飛竜軍とともに救出に向かう。瀕死の蘆俊義を背中に背負い梁山泊まで運び出すことに成功した。道中、燕青の背中の上で、覚悟をした蘆俊義は頭の中に入っている塩の道の経路を何度も燕青に復唱させる。命は助かった。

  • ★2009年6月27日 40冊目読了『水滸伝12 炳乎の章』北方謙三著 評価B
    梁山泊の資金源である闇塩の道を長年作り守ってきた盧俊義が、遂に青蓮寺の執拗な探索の結果、北京大名府で捕らえられ、拷問を受ける。それを知った梁山泊のメンバーは、全力で、救出に向かい、燕青が助け出し、梁山泊へ連れ帰る。晁蓋の死後、もう一人の領袖である宋江は、それまでの守り一辺倒の考えを変え、攻めも視野に入れながら、新しい展開を模索する。また、地方軍の気骨ある将軍であった雄州の関勝が遂に梁山泊への参加を決意する。

  • 北方水滸伝全19卷を読了。
    水滸伝そのものを読むのが始めてなので、古典原作と比較しての改編の凄さは分からないものの、梁山泊と宋との対決という大枠のストーリーの中に、多種多様なタイプの人間をそれぞれ人間くさーく展開させていく筋立てが凄すぎて、むさぼるように読みつくすのでした。
    夜中の2時にミルクあげた後に訪れる1人の平穏な時間を使って、ついつい読みふけってしまい、寝不足な日々を長々と続けてきましたが、これでようやく日常生活に戻れる!と思ったのに、あんな終わり方するんなんて、、、まんまと楊令伝を読みたがってる自分がいる。手を出すか出すまいか、迷うところだが、きっと近いうちに大人買いするんだろうな。

  • 再読。

    晁蓋に続き盧俊義災難の巻。
    拷問シーンは初読した後も長い間頭から離れなかった。
    痛い、痛い。
    北京大名府攻略戦の後の朱富の店での一幕にほっこり。


    ささ、次巻へ。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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