天使の梯子 Angel's Ladder (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 228
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087462210

感想・レビュー・書評

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  • んー、微妙。主人公がガキのくせに落ち着きすぎてて感情移入できない。もっと取り乱したり必死になったりしてこその青春ものじゃないのかなあ。続編だって点はあまり気にしないで読めた。罪と赦しってテーマだと、主人公はおまけで結局夏姫の話ってことなのかな。村山由佳にはもっと明るくて爽やかな希望に満ちた感じか、ドロドロしまくったのを期待してるんだな俺は。

  • 天使の卵の続編です。
    卵から10年経過した話。
    歩太たちが大人になっていて、甘っちょろい感じがは薄くなっていました。
    卵の話より共感できたかな~

  • 天使の卵の続編なので一応読んだが響かないなぁ。

  • 【天使の卵】の続編です。前作は大好きで何度も読み返しました。こちらは前作ヒロインの妹を主軸にして紡がれる恋愛小説です。前作で心に痛手を負った妹が、一人の青年との出会いによって変化していきます。前作ほどではないですが、こちらも面白かったです。

  • 2014-31
    いまだ春妃をひきずっている歩太と夏姫。フルチンとの出会いをきっかけに新たな人生を歩みはじめたんだろう。

  • 夏姫さんという元高校教師と教え子の「僕」のせつない恋の物語。「天使の卵」という前著の続きですが、これだけ読んでも楽しく読めました。むしろ読んでいない私は謎解きの興味も持つことが出来たように思います。憧れの美人教師だった夏姫さんが突然、教師を辞めてから5年。喫茶店での出会いから「僕」と二人は8歳の年を越えて「恋人」に。年上の若い女性教師に憧れる私たち自身の少年心をもくすぐるような魅力的な展開です。そして歩太という謎の人物が「僕」は気にかかってしかたがない。それを追求していくうちに夏姫・歩太の意外な過去が明らかになり、いろいろな謎が解けていく。夏姫さんとの恋があまりにも突然なことなどは少し不自然ではありますが、若い著者ながら楽しめる内容でした。

  • 覆水盆に返らず。

  • 『天使の卵』の続編と知り、読んでみた。
    こっちの話の方が好き。

  • 天使の卵の続編。
    卵に比べると梯子の方が現実的な気がします。
    現実的だからこそ痛い部分があって綺麗なだけじゃないところもあって。
    やっぱり卵を読んでからこちらを読むのがおすすめです。

  • 村山由佳サンの作品を初めて読んだのが、
    天使の卵。
    もうそれから7年も経ったんだ・・・。

    夏姫サン、とっても魅力的。

    僕も年上の女性と付き合ってみたい!

著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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