銀河のワールドカップ (集英社文庫)

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レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087463002

感想・レビュー・書評

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  • 銀河系軍団
    プレデター
    8人制サッカー
    ブラインドサッカー
    サッカーの本質とは
    女の子のサッカー
    ボールは丸い

    などなどテーマやキーワードがたくさんでてくる話でした。
    最近撫子Japanなど日本のサッカーで多くの感動をもらえたのでサッカーものを読みました。
    お話は王道だったのにただの王道サッカー話より深かったです。
    小学生らしくない子もいたけど、それでもみんなそれぞれの理由や、立場でサッカーが好きってのがよかったです。
    熱血だけど熱血じゃなかった。
    バラバラだった子供たちがどんどんチームになっていくのはワクワクしました。
    サッカーの知識が【キャプテン翼】しか知らなくても楽しめました←。
    チームの人数集めから始まって、最後はワールドクラスで締めくくる夢のあるお話でした。
    NHKでアニメやってるならぜひ見たいです!

  • 爽やか青春群像劇という以上に面白かった。
    おそらく、青春するサッカー少年を描くとしたら翼くんが主人公になるんだろうけど、この本でスポットが当たっているのはコーチと三つ子。


    三つ子のそれぞれの内心。
    子供らしくないサッカーが得意で頭脳派な竜持は計画と丹念に練って物事にのぞむ割には「諦めが早い」。
    何かあるとすぐあきらめてしまう所は、少し共感があったもので、逆に傍から見た竜持像になるほどなと。
    凰壮くんは「熱くなれないタイプ」いわゆる頑張るのがダサいとかいうのではなくて、熱くなれない。どうしても、すべてを器用にこなしてしまうその天才ゆえに。
    虎太くんはサッカーひとすじ。だからこそ他の2人の影で燃えるようにボールに取り組む情熱が一際眩しく見えた。



    小学生のエネルギッシュな動きに、圧倒された。
    私もがんばろうと思える作品。

  • 読みやすい本だった。ゼットン。

  • 昨日、川端裕人「銀河のワールドカップ」をやっと読み終わりました。好きな作家でしたがなかなか手が出ずにいましたが、4月からアニメ化と言うことでようやく買いました。
    内容としては元Jリーガーの主人公が小学生のサッカーチームを率いて8人制のサッカーの全国大会を勝ち上がって行くスポーツ青春ものです。この小学生たちがすごい選手ばかりならまあ、わかるのですが、このお話ではその他のあまり上手くない人にフォーカスが当てられています。
    しかもそれらの人もちゃんと試合で活躍できるという。面白い小説です。
    この人の作品は普通の人たちが有人ロケットを飛ばすリアリティある「夏のロケット」で好きになりましたが、この作品も同じくリアリティ溢れる作品で、私は大好きですね。
    また、この作品には視覚障害者のサッカー、ブラインドサッカーも紹介されてますが、これはきちんと取材されてるようで、すごく丁寧に描かれていて、良かったです。
    お話としては、全国大会から世界大会、そして意外な相手との試合まで、手に汗握る展開でサッカーシーンがこんなに面白いなんて!
    と言う感想です。
    一つ難点をいえばエピローグがあっさりしてる上に登場人物のその後がわからない人もいるぐらいです。
    なお、アニメ化に際して、姉妹編?の新作が出るようなのでいまから楽しみです。

  • 偶然出会った天才少年たちを指導することになった元Jリーガー。三つ子の天才たちをどのように指導するのかが描かれる。
    とにかくサッカーの描写が面白い。天才に魅せられる下手くそたち、天才の阿吽の呼吸、自分もプレイしたくなる大人のもどかしさ、そんなものがギュッとつまった物語。とにかく気持ちが熱くなって一気読みしてしまった。
    どんどん成長していく少年少女が羨ましくなる。戻れないこその羨望だ。

  • この著者二冊目。文体は読みやすく、
    さくさく進んだ。雑草少年サッカー団が7人制サッカー大会で優勝、ご褒美でスペインの強豪チームと会える特典をゲット。その本当の目的は、そのチームと戦うことだった。
    てな話。
    出来過ぎですが楽しく読んだ。

  • ずっとフィクションの小説は読んでいなかったんだけど、思うところあって何か読んでみようかな...と思っていたところに、ひょんなことから手元に届いたのがこの作品。
    読んでいてワクワク。久しぶりに本を読むことに没頭できました。サッカーのことをざっくりとしか知らない自分でも場面の状況がわかるような文章。お手本にしたい。

  • 凄い面白くて一気に読んだ。小説はあまり読まないんだけれど、これは本当に引き込まれる内容だった。サッカーが好きというのもあるけれど、それ以上に登場人物たちに惹かれる。それに著者は男の人なのに女の子の心理を良くわかっていてうんうん、って納得しながら読めるし、他のキャラも親しみやすくて等身大で読める。女子サッカー中心に書いた本もあるみたいなので、そっちも読んでみたい。

  • 小学生が、元プロの下で、サッカーチームを結成し、日本一を目指し、更には世界の強豪クラブと戦う話、。何か、あまりに荒唐無稽でなんだかなあ…

  • アニメ『銀河へキックオフ!!』が面白かったので、原作の本書も読んでみました。
    小説版は、花島と三つ子が主役だったと思います。アニメとの違いは他にも多々あったけれど、小説、アニメのそれぞれいいとこどりをして、自分なりに楽しむことができました。

    小説版で好きなシーンは、桃山プレデター独自の練習場面です。制限をつけた練習や、駅前商店街・駐車場を利用したサッカー、ブラインドサッカー、ビーチサッカー、フットサル……サッカーはグラウンドでなくてもできる。
    むしろいろいろな条件がついたほうが新しい発想のプレーが生まれるし、技術だけではなくて、工夫するサッカーをするようになっていきます。たった4ページの場面でしたが、こんなサッカーがしたいと思いました。

    また、スペインでプロと戦った試合が最高に体が熱くなりました!!
    アニメよりもずっと詳しく書かれていて、面白かったです。

    アニメの時から気になっていた竜持と凰壮がサッカーから離れてしまうこと。2人ともサッカーに本気になっていて、サッカーが好きだったと思っていました。だから、小説を読んでも、サッカーをやめる理由にしっくりきませんでした。数学や柔道が2番目じゃダメだったのかな。

    中学でも桃山プレデターのメンバーで試合していてほしかったと思うほど、このチームが大好きになりました。

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著者プロフィール

川端 裕人(かわばた ひろと)
1964年、兵庫県明石市生まれの小説家、ノンフィクション作家。東京大学教養学部卒業後日本テレビに入社し、記者として科学技術庁、気象庁を担当。
1995年『クジラを捕って、考えた』を執筆し、ノンフィクション作家としてデビュー。1997年日本テレビを退社後、1998年『夏のロケット』で第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞し、小説家デビュー。
その後も小説とノンフィクション二つのジャンルで活躍を続け、2000年『動物園にできること』で第31回大宅壮一ノンフィクション賞候補、2004年『せちやん 星を聴く人』で第25回吉川英治文学新人賞候補。2018年『我々はなぜ我々だけなのか』で科学ジャーナリスト賞、講談社科学出版賞をそれぞれ受賞した。

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