- Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087463170
感想・レビュー・書評
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どうしてもメディチ家を冒涜されている気が。
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まあ、ライノベのノリで。
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以前から、藤本さんの作品はいくつか読んでいるので、あ、新しいの出てる、と思って買ったんですね。でも、読み始めたら、「あれ?なんか読んだことあるような???」と。でも、『ダヴィンチの愛人』という作品は絶対に読んでいないという自信があったのです。藤本さんも、結構ヒロインのタイプがワンパターンなところがあるので、そのせいかな?と思いつつ読み進んで、でも、どうしても覚えのあるようなシーンがそこここに。何か、雑誌とかに連載されていて、ところどころを読んだのだったかしら???と思いつつ、読み終えた次のページに、、、
「この作品は『逆光のメディチ』を改題したものです」
えぇぇぇぇ。それはないでしょ。だったら、裏表紙なり、帯なりに書くのが筋ではないの?私みたいに読み終わるまで気付かない人はともかく(苦笑)、内容見ずに「あ、藤本作品!」て買ってがっかりする人、絶対いると思うんですが。作家として、読者に対してとても失礼な行為だと思いますです。
ついでに言うなら、この改題、改悪です。
というのも、私は『ダヴィンチの愛人』として読んでいる間中、「で、どこでダヴィンチはメインストリームにくるんでしょ?」と思いながら読み、最終的に、「ダヴィンチ、どうでもよくない?」と思ったわけで。まさに、内容は『逆光のメディチ』なんです。
というわけで、これにはほんっとうに不満!!