- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087463538
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ひとの言葉を真剣に聞いていて、ひとの反応を真剣に捉えている穂村さんが、素敵すぎる
-
リハーサルを生きている、硝子の世界で生きている感覚が同じ。暗い、ネガティブな性格ながらも、おもしろおかしく生きていこうとしている姿勢を見習いたいなと思った。
-
歌人らしく、言葉の転がし方が軽快。
内容も親近感を抱くエピソードが多く、思わずクスッと笑ってしまう。
同時に、繊細な心の持ち主ならではの観察眼でもって、情景を切り取るのが上手い。
だから、時々ある素敵なお話と、通常運転(?)の情けないエピソードとのギャップにやられてしまう。狡くて面白い。 -
穂村さんだけじゃなくて、男性特有のモテたい欲求に関しては共感できないから、「ふーん」と遠くから眺めることしか出来ない。その欲求を取り除いた、世界への嘆きというか、私たちが暮らしている中で言語化しないその人独自の習慣が描写されている。その人独自だから共有できないという訳ではないのが、不思議なんだよね。違う人生を生きているのに、共有できる感情があるってふしぎだね
-
おもしろかった
-
穂村さんの本は、そんなことを考えるんだ!と驚かされるものが多くて、最近見つけると読んでしまう。
自意識過剰とか、細かいことが気になるとか、その割に面倒くさがりとかは共感する一方、穂村さんはその度合いが桁外れ。
このエッセイも期待を裏切らず面白かった。
-
いろんな時期にかかれた文章が入っていておもしろい。電車で笑ってしまう。こわいって、賛成。