彼女の嫌いな彼女 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.20
  • (21)
  • (63)
  • (166)
  • (40)
  • (3)
本棚登録 : 850
レビュー : 100
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087463576

作品紹介・あらすじ

35歳の瑞子と23歳の千絵。何かと反目しあう二人が所属する第二販売部に、ロサンジェルスからきたエリート男性・冴木が配属された。いつの間にかお局さまと呼ばれている瑞子、自分より若い女子社員が入って焦り気味の千絵。それぞれの思惑を持って、冴木に近づくが…。一方の冴木も、何やらはっきりしない態度。誰もが感じる年齢の不安や、結婚や仕事に揺れる女心を語りつくす爽快恋愛小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 23歳の独身OL、千絵。
    35歳の独身OL、瑞子。
    二人は同じ会社の同じ部署に勤める先輩、後輩。
    12歳の歳の差が会社では微妙~なんですねぇ…
    そこへロス帰りのエリート社員が絡み、お互いに相手が益々気になり、益々うっとおしくなる。
    しかし、そんな二人の関係は思わぬ方向へ。

    私、やっぱり唯川恵さんの本、好きです!

  • ふたりが口先だけのあからさまな男性に簡単に乗せられて振り回されて、そんな男性を巡って張り合っている様が、情けなくて共感も何も出来なくて読んでいてしんどかった。気づいてくれた辺りからはほっとして読めた。しんどい間は嫌な気分だったけれど、読後感は悪くなかった。終盤は書店ガールを連想したりもした。

  • 35歳の独身キャリアウーマンと23歳の事務職OLが反目しあう部署へ、エリート男性がやってきて…
    この本自体割と古いけど、女性は年齢のことをとやかく言われたり、自分で考えたりするっていうのは今もあまり変わってないんじゃないかなーと思う。読んでいて違和感はあんまり感じなかったわけだし。
    エリート男性が甘い言葉を巧みに使って2人をはめて行くわけですが、まあ〜なんでこんなのに引っかかってしまうのか!って思っちゃった笑
    結局2人とも、元々ダメンズに引っかかっていたから、どうりで…と、納得できるところだったけど。
    テンポも良くて読みやすかったです。

  • 引き込まれて一気読み。
    あるあるすぎてため息。仕返ししてやれたのはよかった。
    どうして女って、結婚という価値観に振り回されずには生きられないんだろう。

  • 一人のエリートを狙う、23歳と35歳のOLのおはなし。

    同い年の千絵より、35歳お局様の瑞子に感情移入してしまった。
    多分、オシャレとか芸能人とか男あさりとかに興味がなく、距離をとって達観してる感じ?が瑞子の感覚に近いんだろう。
    (いや、瑞子も女を諦めているわけじゃないんだけど)

    新宿とか六本木とか大手町とかのでっかいオフィスビルの中では、こんな感じの若手VSお局様の争いがあちこちであるんだろうなぁ。
    いつかは誰かに替わられる「事務系OL」としてアイデンティティと居場所を保つために、こういう女の争いはおこっちゃうんだろうなと思う。

  • この本が15年前に書かれたことに驚いた。
    女は変わることなく、嫌い嫌われ噂して恋して泣いて笑って年取るんだ。
    解説を読むまで10年以上前の本とは思わなかった。

  • 会社の中の女性たちのお話。35歳、25歳、22歳の3人とそこにきた海外帰りの男性との話。少し時代設定は古い(もうOLという単語は使わないし)、お茶くみもないし、、なのだけど、物語としては、面白い。生意気な新人の考えていることがなんともいえないなあ。

  • 二人の女性の目線で描かれる、年齢や結婚などすごく女性らしいことがテーマの作品。
    自分は男性なので共感という意味では完全には難しい部分はあったものの、自分は女性の方が男性よりも生活というものの中で感じるものが繊細だと考えている人間なので、女性のリアルに触れられた気がして読んで良かったと感じました。
    タイトルがこの小説のメッセージが詰まっていてとても素敵だと感じました。

  • 23歳の千絵と35歳の瑞子、2人のOLが主人公。要領がよく仕事にやる気のない女子社員、歳を重ねて素直じゃなくなったお局様。お互いのことをそう思っていた二人は、それぞれろくでもない恋人がいる。ある日中途入社した27歳の男性社員の登場により、二人の気持ちが変化していく。
    それぞれの嫌なところ、どうしようもない恋愛、結婚への思い、女性であれば千絵、瑞子、どちらにも共感できるとおもう。会社勤めの女性にオススメしたい作品。

  • 女性って、ドロドロしている。だけど、他の女性に見えているドロドロが自分にあることに、ふと気がつき、それを楽しむことがある。嫉妬、焦り、比較などそんなことは本当にちっぽけなのにね。

全100件中 1 - 10件を表示

彼女の嫌いな彼女 (集英社文庫)のその他の作品

唯川恵の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
東野 圭吾
村上 春樹
湊 かなえ
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

彼女の嫌いな彼女 (集英社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする