そうだったのか! 日本現代史 (集英社文庫)

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レビュー : 94
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087463859

感想・レビュー・書評

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  • 池上さんの本は、まるで教科書のようだ。
    そしてこれは日本の現代史なので、たぶん中学の現代史の授業でもやってるんだと思うのだけれども、大人になってからこれらのことを振り返ると、断然面白味が違う。
    会社勤めをしたことがある人が労働組合の運動について知るのと、働くってなんだか知らない子供が勉強するのでは、現実味が違うしね。
    そういう意味で、愉しみのために中学の勉強をもう一回してやってみるのは、結構面白いんじゃないかと思う。

    にしても、戦前も戦後も、昭和の日本はすごい。国会議事堂の入口に野党がバリケード作って、それを与党が突破して強行採決、それもおっさん達が、夜の夜中に!とか、会社員が何か月もスト!学生が火炎瓶を機動隊に投げつける!とか、どこの国ですか。。。
    それだけ日本って国が「盛り上がってた」ってことなのかな。今は全然そんなアツさはなくなってしまったけど、いいことなのかな・・・暴力はダメだけど、ちょっと考えちゃうな。

  • 知らないことがたくさんありすぎて、おどろいた。
    あさま山荘事件って、日赤と関係してるとは知らなかった。
    一度で頭に入らなかったので、あと数度読むことになると思う。
    いまと時代が本当にちがうと感じた。
    とくにバブルとか。

  • 学校じゃ教えてくれないこと。その多さに驚き。
    知っておくべきことは、知ってからでないとわからない。とつくづく思う。
    日教組と文部省の対立構造を語る教師はいなかった。
    公害問題は授業でやった記憶はあるが、企業対一般市民という単純構造でしかなかったと思う。第一労働組合と第二労働組合の対立は、最近、日本航空の労組をテーマにした「沈まぬ太陽」を観たので、ここでもあったのか、嫌、企業の対労組の常套手段だったのかと、改めて考えさせられた。

    ここ数年政治が荒れていると感じていたのだが、政治が政局の道具に成り下がったのは、ここ数年なんかではなく、元々そうだった、ということがよくわかった。

    別の視点の現代史を知りたいと、再認識した。

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  • 中高生時代、まともに日本史を勉強してなかったので、特に、戦後日本がよくわかっておらず、大人の共通言語不足に悩んでました。各トピックスに関して、中立な立場から、丁寧にまとめられていて、わかりやすかったです。

  • 意外と直前の歴史を忘れていたり、知らなかったりする。たいへん読みやすく、押さえておきたい一冊。

  • 日本史、政治経済が苦手な私でも、そこそこの興味を持ち続けて読める本。教科書と違い、批判して欲しいところで国や人に対する批判がされていてすっきりする。
    公害の章を読み、今住んでいるフィリピンの現状をみると、なぜ途上国は先進国の失敗から積極的に学ばないのかと思ってしまう。

  • 戦後の日本政治、社会問題についてのことが良く分かる。
    この本に書かれていることは、今現在の諸問題と密接にかかわる重要な知識なんだけれど、
    僕も含めた若者にとって、今まで熱心に知識を吸収してきた者以外には、意外とよく分からない事柄ばかりだ。
    知識をふんだんに盛り込みながらも文章は読みやすく、
    無理なく読むことができ、さらにすごく知識がつく。
    僕はこれが「そうだったのか!」シリーズ1冊目ですが
    シリーズすべての本で勉強したくなりました。
    政治や社会問題を語るには現代史が必須ですが、
    池上さんの本で基礎知識を習得したいと思いました。

  • 近現代史の調査は趣味なのだが、よく考えてみると世界に関してであり、日本の現代史については体系だって調べたことはなかった。この本を手にして特に興味深く読んだのは戦後から自分が生まれたころの話である。55年体制とか連合赤軍とかボンヤリとしか知らなかったが、時代背景とともになんでそんな事件が起きたのかがよくわかった。当初は骨のあった社会党は、理想ばかりを追い求めて現実を見なかったことにより破滅していったことや、連合赤軍のように親のすねかじりの癖に大学に立てこもり仲間内でリンチをするようなバカな組織があったのも、終戦後アメリカに染まることへの危機感があってのことだったのだろう。過去の歴史を見て学んだ。安全な立場にいて批判を出す人間は卑怯だ。「ダメだというなら、それよりいい案を出しなさい 」田中角栄の名言である。

  • おなじみ池上彰さんの著書です。政権交代もあった事だし、改めて自分の国の現在史を振り返ってみるのもいいのじゃないでしょうか。読み物として分かりやすい内容になっています。

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著者プロフィール

池上 彰(いけがみ あきら)
1950年、長野県生まれのジャーナリスト。東京工業大学特命教授、京都造形芸術大学客員教授、名城大学教授、信州大学・愛知学院大学特任教授、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会理事を兼任する。
慶應義塾大学経済学部卒業後、1973年から2005年までNHKで記者として勤める。以降、フリーランスのジャーナリストとして活動。ニュース番組で人気になった。2012年から2016年までは東京工業大学リベラルアーツセンター専任教授を勤め、定年退職後も学生教育に関わっている。

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