the TEAM ザ・チーム (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.62
  • (88)
  • (274)
  • (233)
  • (38)
  • (7)
本棚登録 : 1570
レビュー : 241
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087463958

作品紹介・あらすじ

黒いサングラスをかけた派手な衣装のおばさん。この人こそ、今をときめく、霊導師・能城あや子。テレビ番組の人気コーナーを持ち、個別の相談は30分8万円にもかかわらず、5カ月待ちという盛況ぶり。悩みをぴたっと言い当て、さらに奥深くにある真実を探り当てる。恐るべし霊視の力…ではなく、実は彼女のバックには、最強、最高の調査チームがついていたのだ。弱きを救い、悪を討つ。爽快・痛快連作短編集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 悪者が絵に描いたような悪者で、なんだか違う気がした。

  • 連作短編集。

    インチキ霊能者と、その能力のバックアップをするチームの話。
    霊能者が見通す依頼者の秘密は、
    すべてこのチームの下調べによるもの。

    私は、世の霊能者やスピリチュアリストを信じていないから、
    実際、多かれ少なかれ、こんなものじゃないかと思っているけど、

    それによって救われる人がいることも、理解できるので、
    大変面白く読んだ。

    引き際もよかった。
    どっちがどう、じゃなく、勝ち負けでもなく。

  • これは読みやすくて面白いエンタメ系の作品。
    続編に期待してます!

  • テレビで人気の霊媒師・能城あや子。霊視の力で憑き物を祓う彼女の背後では、作戦参謀のマネージャー、空き巣のプロ、天才女性ハッカーの三人が日夜相談者の身辺調査を行なっていた…。スパイコメディ、探偵小説、ミステリーなど様々な要素が詰まった連作短編形式の娯楽小説。ご都合主義すぎる展開が若干気になるが、調査により明かされる心霊現象の正体や、インチキを暴こうとする雑誌記者たちとの攻防など、巧妙かつ痛快な物語が楽しめる。流石に全八編もあるとネタ切れ感は否めないが、それすら見透かしたような最終話「陽炎」が何とも心憎い。

  • ちょっと軽めのタッチで、気楽に読める一冊でした。

  • こういうの好きです。

  • 「招霊」
    「金縛」
    「目隠鬼」
    「隠蓑」
    「雨虎」
    「寄生木」
    「塩合」
    「陽炎」

    霊導師能城あや子のチームの話。
    痛快連作短編集と書いてあるが、そこまで痛快ではなく、
    それぞれなんともいえない余韻が残る。
    痛快な感じを求める人には少し不向きではないか。
    キャラは面白いので、ぜひ続編を読みたいとは思うが。

  • 設定が新しくて、でも展開は勧善懲悪で気持ちよく読めました。最初は登場人物の性格が掴みずらかったけど、後半になるにつれそれぞれの個性が見えてきて面白かったです。終わり方もこのチームらしい終わり方でした。

  • 古臭さがあったけど、読みやすかった。
    登場人物をもっと掘り下げてほしかった。

  • 物語設定としては正直新味は感じられなかったが(ユニークではあると思うけれど)、それでもこれだけの物語を紡いでみせる著者の筆力(力量)に感心・・作品世界に見事にひきこまれている自分に気づくありさま。虚実の善悪(成否)とそこから見出される価値は別(毒も薬になる)、必ずしもヒトの幸福を害するものではないというのは当然だが(正に宗教などその典型・それを代表するものなのではないのだろうか?)、それに応える(善処する)個性あるチームの鮮やかな手腕、その演出に爽快感を覚えた。

全241件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1950年生まれ。1982年、岡嶋二人として『焦茶色のパステル』で江戸川乱歩賞を受賞。1986年『チョコレートゲーム』で日本推理作家協会賞、1989年『99%の誘拐』で吉川英治文学新人賞を受賞後、同年にコンビを解消。1992年『ダレカガナカニイル…』でソロとして再デビュー。近著に『ラバー・ソウル』『the SIX』など。

「2015年 『激動 東京五輪1964』 で使われていた紹介文から引用しています。」

the TEAM ザ・チーム (集英社文庫)のその他の作品

the TEAM Kindle版 the TEAM 井上夢人

井上夢人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
伊坂 幸太郎
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印

the TEAM ザ・チーム (集英社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする