- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087464054
感想・レビュー・書評
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今でも私のベストドラマはあぐり
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吉行あぐり、吉行和子 著「あぐり白寿の旅」2006.6刊行、2009.2文庫化です。70歳は今では「古来稀なり」ではないと思いますが、99歳は今なお「古来稀なり」だと思います!あぐりさん、99歳で転んで股関節骨折、入院、手術、厳しいリハビリで見事カムバックされたそうです。(その後、家で、再び2度転び、とうとう車椅子生活になったそうですが・・・)年を取ってからは、風邪と転倒、本当に「注意」ですね。
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ドラマ「あぐり」の吉行あぐりの旅にまつわるエッセイ集。
長女・吉行和子との旅について書かれたものが多く、同じ旅について母サイド・娘サイドから書かれたエッセイが収録されている。
90歳すぎて海外旅行ができるっていいなー。 -
2年前に某本屋で購入。
あぐりさんは100歳超えても
元気なおばあちゃん。
(おばあちゃんって言ったら
あぐりさんに怒られるかも。)
娘の和子さんと理恵さんとの旅、
息子の淳之介さん、
旦那のエイスケさんことが
書かれています。
仲のいい親子だなと心から
思います。
元気が出るエッセイですね。 -
あぐりさんは永遠に憧れの元気のいいおばあちゃんであってほしい。ご本人は「おばあちゃん」なんて呼び方嫌がられるでしょうが。
今まで行かれた旅行の数々が、優しくユーモラスに語られます。エイスケさんゆかりの地での、旅館の方の思わぬ一言に笑い。想像していた花畑とは違っていて残念に思いながらも連れて行ってくれた和子さんに感謝する一言に頭が下がり。何年か前テレビでみた、ネパールへの旅行の話もでていてその番組を思い出し。そして全体を通して、とても人が好きな人なんだなぁ、というのがよく分かります。茨城のかっちゃんが幸せな人生を送っていると分かって心から喜ぶ姿。故・理恵さんが理想とする母親ではなかったけれど、訃報を聞いた後に全集をだすと決意する愛情の深さ。あぐりさんのそういうところに色んな人が魅力を感じ、ひきつけられるのだと思います。