エンド・ゲーム 常野物語 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 4064
レビュー : 365
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464320

感想・レビュー・書評

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  • こういう結末もあり・・・かなあ!
    無理やり、この話をつくらなくても・・と思ってしまった。
    まさか、「常野物語」はこれで終わりじゃないですよね。

  • 『あれ』と呼んでいる謎の存在と闘い続けてきた拝島時子。
    『裏返さ』なければ、『裏返され』てしまう。
    『遠目』『つむじ足』など特殊な能力をもつ常野一族の中でも最強といわれた父は、遠い昔に失踪した。
    そして今、母が倒れた。ひとり残された時子は、絶縁していた一族と接触する。
    親切な言葉をかける老婦人は味方なのか?『洗濯屋』と呼ばれる男の正体は?
    緊迫感溢れる常野物語シリーズ第3弾。


    第1弾の『光の帝国』と比べるとどうしても暗い感じの本だった。
    常野一族の中でもこの家族は負の部分が主だったような・・・。

    能力用語の意味もようやくこの作品で解明し、
    読み返してみるには良いかもって思った。

    恩田陸作品では好きな方です。

  • 作者:恩田陸

    常野物語シリーズ3作目。

    「光の帝国」「蒲公英草紙」と続けて読破。
    特殊な能力をもつ常野一族の話。。。

    4作目も、あるといいなぁ~。

  • 常野物語シリーズはすごい面白い!
    エンドゲームは不思議で不気味で、
    読み終わった後もずっとドキドキしてた。ちょっと難しかったところもあったけど すごく引き込まれた作品だった。
    火浦さん好きだな〜!

  • 「光の帝国」の感想に『SFチックに絵が浮かんできた「オセロ・ゲーム」や「草取り」がお気に入り。拝島暎子が夫を取り戻す話を読んでみたい』と書いたのだけど、「蒲公英草紙」を経て、シリーズ3作目のこの本まで来た。
    作者あとがきに『独立したサスペンス小説として、いろいろ「攻めて」見た小説だ』とあり、確かに誰が敵なのか味方なのか分からない展開は興を惹いたが、だんだん訳が分かんなくなったよ。
    私としては、勝手に、裏返し裏返されるSF活劇チックな展開を想像していたのだけど、この作者にそれを期待したのは間違いだったな。

  • 「あれ」と戦う拝島一家を主とした常野シリーズの作品。常野シリーズはあったかい感じの作品が多いと思っていましたが、これはシリアスな印象を受けました。裏返し裏返されるという関係性に加えて、その関係を洗うことで無にする洗濯屋の存在も絡んできて緊迫した空気感の漂う物語です。

  • 常野物語としてシリーズ化はされてるものの、1冊それぞれ独立した全く違った話のような感じがする。常野の全貌ほ全然掴めてなく結局『裏返す』とは何なのか、『洗濯』は常野一族の仲間なのか、私には分からなかった。まだ続くと最後にあったから続きを楽しみに待ちたい。

  • 常野シリーズ3作目。
    絶対的大きな力を持つ父親が敵方の手に落ちて行方不明に…戻ってこないかもと思っている母娘の短編が1作目に入っていて、その続きの長編。
    恩田さんらしい展開とオチ。
    まさかそういう事だったの!?
    と真実を知ってからはなんだか物語の印象がガラリと変わった。
    どう着地させるかがかなり気になって後半は一気読み!
    常野シリーズは是非これからも沢山書いて欲しい!!

  • 「光の帝国」のオセロ・ゲームの関連作品です。
    「裏返す」がピンと来ず、最後までピンと来ないまま終わってしまいました。
    あとがきを読むと、いろいろ「攻めて」みたとのこと。なるほど…。「いつもの」恩田作品、もしくはこれまでの2冊の常野物語シリーズをイメージして読むと、あれ?となるけれど、SFやファンタジーが好きな人なら楽しめるのかも知れないと思いました。

  • 常野物語のシリーズ3作品目。2作目と同じく、1作品目の『光の帝国』中の1短編の題材をもとに長編にしたもの。
    『光の帝国』中でも少し異能力が過ぎる短編だったが、長編にしたらただのSF小説に。
    常野一族が持っているそれぞれの能力について、ありえないレベルにまで高めた人間の感覚や能力の1つを有し応用・活用することができる、という認識である。主人公の拝島家族に関しては精神生命体に強く反応してしまう一族であため、物語の舞台が精神世界へと移っていくことになるが、正直そのあたりが物語を陳腐にしている。
    これまでの常野物語のテイストとも違うため、常野物語を名乗らない独立した話にした方が良かったのでは、と思うほど。あとがきで、まだ物語を続けると書かれているので次作に期待する。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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