エンド・ゲーム 常野物語 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 4043
レビュー : 362
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464320

感想・レビュー・書評

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  • 再読。常野シリーズ第3作。同じシリーズなのに、ガラッと雰囲気を変えてくるあたりが恩田さんらしい。スリルとサスペンス感が溢れている。「存在」の意味についてもっと哲学的な方向に引っ張るのかと思ったらそうでもなく、第3作は完結なのではなく、まだまだ途中の物語なんだなあと思う。それでも謎を追いかける展開に、結末まで一気に読ませる。「新たな家族、新たなゲームのプレイヤー」の結末が、まったく新しい続編を期待させます。

  • 常野物語3.

  • 途中までは良かったんですが、だんだんワケわからなくなってきました…。
    常野物語好きだから楽しみにしてたけど、ちょっと期待と違った感じです。

  • 2014/10/14.

    久しぶりに恩田陸読んだ感があった。あのその、結末的な意味で、です…
    最後の10頁くらいの追い打ちが恩田陸でした。個人的にこの結末はなんとなく煮え切らない感じがする(というか存分に理解できていない)けれど、それも含めて彼女の文章を読んだという充足感はある。

    「裏返す」ことと「裏返される」こと、それがよくわからない。
    裏返される恐怖に怯えながら、裏返し続けているけれど、結局裏返されたらどうなってしまうのか。
    裏返し続けているのだから、そういう裏返されたたくさんのひとたちは、どうなっているのか。
    結局、主体となるその行為に対していまいちピンときていないから、くすぶり続けている。

    無意識に、私たちも裏返されているんだろうか。
    精神生命体のほころびにまとわりつくなにか、を。
    けれども、きっとこれからは、そういったモノが主体になっていく・あらゆる境界が曖昧になっていく。
    つまりそれは、色々な不可思議なあれこれが証明されて現実になって利用されていくということなのかしら。
    うーん、ちがうな。やっぱりしっくりこない。

    人は見たいものしか見ない。
    けれども人は、見たものしか信じない。
    じゃあ私たちが信じているものってなに?「信じたい」と思って創り出した虚像?
    虚像と虚像で人は繋がっているの?そんなことは可能なの?

  • 後半、なんだかさっぱりわからなくなりました。映像だったら面白かったのかも。

  •  裏返す話。あの親子ががっつりと出てくるんだけど、何だろう読み終えた後のがっかり感。恩田さんの話は結末が肩すかしの事が多くて、読み終えた後不完全燃焼の気分が続きます。途中まではワクワクするんだけどなあ。

  • 常野物語の1・2作目はほんわかした感じなのに、これは怖くて、それに「あれ」とか「裏返す」とか理解しようと頑張って読んだけど、難しかった。肇さんが可哀想な気もしたけど、最後はみんなとりあえず納得?して新たな暮らしを始めるようだったから、こんなもんかなあと。これまでのに比べて、次に続く感じを残して終わった。

  • 話が二転三転して、読みながら何が真実なのか色々自分で考えるのが楽しかった。

  • 意味不明

  • シリーズ3作目。SFチックだけど、裏返すとか裏返されるとか恩田節炸裂で面白かった。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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