船乗りクプクプの冒険 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464412

感想・レビュー・書評

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  • 初めての作家さんはいい!描く世界が新鮮。

    物語の中の物語、その中にキタ・モリオが小説家として出てくるなんて思わなかったなぁ。きっとお茶目な人なんだろう。

    どくとるマンボウ航海記の方も読みたい

    2021.2.20

  • 現実逃避がしたくなるのは、大人も同じ。
    突拍子もないことが起こる物語は、大人が読んでも子どもに負けないくらいわくわくする。
    大海原での貴重な体験は、タローにとって、机の上での勉強よりずっと大事なことだった。
    童心に返って、大らかな気持ちで読み終えることができた。

  • ●「元気が出る本」に「1票」!

    こどもの頃、北朴夫の本の中で最初に読んだのがこの小説です。だいぶ前に読んだので、内容はあまり覚えていないのですが、読後楽しかったことを覚えています。(2020年8月/ ぽぽさん)

  • 新潮文庫で読みました。

  • 導入から面白い!小学生の夏休みにぴったりな一冊。大人でも楽しめるけど、想像力豊かな子供の頃に出逢いたかったなあ。

  • 小学生のとき夢中で読んだ。

  • 本を読むことが面白くなってきたローティーンに、作者が 「この仕掛けがわかるかな?」とけしかけるようなお話。 

  • どういう結末になるんだろう?と思ってワクワクしながら読み進めていたのですが…あれっ??っとなりました。
    でも登場人物のキャラはそれぞれ愛すべきものがあります。私のイメージはひょっこりひょうたん島。

    北杜夫さんは斎藤茂吉さんの息子だということにびっくりしました。

  • 題名からして、小さい子が読む冒険のお話?っという感じで、
    あまり期待していなかったのですが集英社の冊子で勧めていたので
    読んでみました。
    でも読み進めると、物語に引き込まれてとてもおもしろい!
    大人が読んでも漫画感覚で楽しめる♪

  • とある少年が本の世界に入ってしまう冒険ファンタジー。

    設定はありがちだけど、たぶん作者と思われるキタ・モリオ氏を追いかけたり、海を冒険したりワクワクした。

    読んでいて懐かしい感じがした。
    小学生の教科書にでも載っていそうな、そんな感じ。
    ところどころ教訓っぽいところがあるから、なおさら教科書に載っていそう。というか載ってるのかな?
    テンポがよく、久しぶりに幼少時代の感覚で読めて楽しかった。

    ワクワクしてきたところで、ええっ終わっちゃったの?続きは…?ってなってしまった。残念。

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著者プロフィール

北杜夫
一九二七(昭和二)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。五二年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。六〇年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。その他の著書に『幽霊』『楡家の人びと』『輝ける碧き空の下で』『さびしい王様』『青年茂吉』など多数。『北杜夫全集』全一五巻がある。二〇一一(平成二三)年没。

「2023年 『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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