おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I 蜂蜜色の瞳 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464429

感想・レビュー・書評

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  • 今日再び、図書館からおいしいコーヒーの入れ方セカンドシーズンの一巻目を借りてきました!
    セカンドシーズンに入っても、進みがはやくなったわけでもなく、最初は前回までのあらすじが多く入っていました。
    今回が前と違ったことは、かれんが前よりもしっかりと勝利に想いを出していることだと思います。前まで、天然で全然嫉妬とか態度に出さなかったけど、今回出してくれて少しニヤッとしてしまいました笑。
    また、かれんと勝利だけの話じゃなくて、大家さんの裕恵さんや、鈴木さんが出てきたりして、前よりも登場人物が充実していたような気がしました。
    星野は相変わらずですね…。想い続けてしまうっていうのは、わかる気がしますが、ここまでとは…。
    これからの展開が楽しみです!

  • 勝利とかれんの2人の関係がたまらない✨

  • おいコーシリーズのセカンドシーズン。

    遠距離恋愛でなかなか会えない二人。
    せっかく一緒に過ごせる週末なのに、とある誤解からぎくしゃくしてしまい・・・。
    お互い想い合っているからこそ上手く接することができず、想い合ってるからこそせつなくなる。
    不器用でまっすぐな二人の恋愛模様。


    大好きなシリーズなので、文句なしに楽しめました。

    いつかお互いの気持ちが変わる日がきたら・・・そんな想像を勝利がするんですけど、そこがすごく印象的で。
    すごくわかるなぁって共感できて、胸が痛みました。

    思いを確かめ合うこと。
    言葉にすること。
    大事ですね。

  • 11/08/09購入。

    お世話になっている先生の本の虫の原点。

    初めて手にとった村山さんの本がこれ。
    うっかりしてセカンドシーズンから買ってしまった(笑)
    それでも主人公や登場人物の関係がしっかり書いてあって、
    十分この本から読んでも楽しめた。

    甘い!甘い!
    勝利がかれんを大事で大事で仕方ないことがすごく伝わって、
    でもすれちがってしまうこのもどかしさ。

    落ち着いた雰囲気でかかれた文章って好き。

    同居時代がすごく気になってきた。
    読まなくては!

  • 何の保証もないとわかっていても、彼女から強い約束を引き出したい。僕だけだ、と。一生、僕以外は愛さない、と。遠距離恋愛で思うように会えない勝利とかれん。久々に週末を一緒に過ごすが、ちょっとした誤解から、なんとなくギクシャクしてしまう。愛おしすぎて、相手を思いやる気持ちが空回りする。それでも、少しずつ二人の歩みは進んでいく・・・・・・。

    勝利・・・なんか、自分だったら絶対こういう人とは付き合いたくないと思ってしまった。イヤなヤツではない、もちろん。でも、ちょっとあまりにも勝手すぎる。人は恋をしたら自己中心的になってしまうものなのかもしれないけれど、それにしたって、いつもいつもかれんを泣かせて、いつも見栄を張って・・・かれんが勝利を見捨てないのが本当に不思議なくらいだと思う。
    なんて、小説の中の人間に腹を立ててもどうしようもないのだけれど。

  • 2009/10/26読了

    レビューが前後してしまってごめんなさい。おいコーシリーズのセカンドシーズンの1巻です。
    続巻を先に書いてしまったようですが…すまん

    セカンドシーズンの1巻なんで、これまでのお話…みたいな、10冊分を一気にまとめてたし、それが5分の一を締めていたけどさ。
    星野絡みの気まずさはまたもあって(ええかげん諦めてほしいんだけどなあ…)
    色々考えることはあったけれど。
    あ、曲は名曲「Open Arms」
    今までに無いくらい、かれんがショーリを求めていた。
    相変わらず悩みに悩んでいるショーリもまた可愛そうだったけれど。ただ、あの夏祭りのあとのような一方的な思いなんてものはなく、今回やっとはじめて二人の「本当に好き」という愛情と互いの信頼が通じ合ったのではないかな。
    それがかれんのとろけるような「蜂蜜色の瞳」なのだから。
    この先も非常に気になるところ。いっそ結婚してしまえばいいのに。

  • 蜂蜜色の瞳を一度見ました、

  • 村山さんは、男心をとてもよく理解して、感じ取れる方なのだな、だから二十代の男心の描写がとてもリアルで、きっと共感できる人もいると思う。主人公の勝利だけじゃなく、ヒロインのかれんの言動や、恋敵の星野に共感できる女の私。
    あとがきを読んでいても、村山さんの人柄がとても好きです。

  • おいコーのついに11巻目になりましたが、飽きずにさくさく読めちゃいます!

  • 最高の作品だと思います!

著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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