- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087464900
感想・レビュー・書評
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恋する女の子の一人称で綴られる短編集。男のクズ割合が高いけど、女の子の心情に重きが置かれてるから、そこまで後味悪くないかな?「甘く響く」と「ねじれの位置」が好き。ピュアピュアな感じがいい。まあまあ面白かったー。
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表紙の可愛さに騙された思いっきりビターな短編集。
うわーってくるくらいリアルで切ない。
おじさんに読ませたら鼻で笑われたけど、こういうのが好きなんです。 -
ブクオフでよく見かけるので購入。
恋愛小説の短編集。
なんか、出てくる男の子がどれもこれも甘えん坊でふわふわと頼りなくて、ほんとに「男の子」という感じだった。
でもまぁこっち(女子)もそれに妥協しちゃってたりもするので、どっちもどっちなんだけど。
たしかに、若かりし頃のレンアイってこんな感じだったのかなぁと思ってみたり。
日常ってそうそう白黒つけて暮さないし、そういう曖昧な感じはリアルだったかも。
そんな中で「ねじれの位置」は多少スッキリ感がある作品かな。というか、男の子に好感が持てた。
短編集なのでいいところで話が終わってしまって、余韻というよりはちょい消化不良。
かといって引きずるほどの重みもなく、気軽に読める本なので、評価としては可もなく不可もなくの★3つです。 -
どれが良かったかと聞かれても選べない位、全てのお話がよかった。お話に出てくるお菓子もそれぞれにあったものを選んでいる感じで、楽しめるところの一つ。言葉にするのが難しいような感情が所々に描かれていて、共感できると思う。とくに女性は。
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2011.12.07読了。タイトル通り、ちょっとビターな恋愛短編集。変じゃない恋なんてない、んだそうだ。それぞれを長編にして読んでみたい。
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解説に強く同意!”湧き上がってくるのは怒りより、むしろ脱力だ。なぜなら、そこには悪意がないから。と同時に悪意がないって、なんて有害なことだろうとも思う。彼らは自らの好きという感情に甘えている。好きという気持ちは不可抗力なもの。そういう前提に寄りかかって、無邪気に傷をつける。”…ほんとそれ。本編だと、こなごなの最後の部分が好きだったなー。甘い恋愛とにがーーーい恋愛した人が読んだ方が良いと思います。現実を知っている人じゃないと切ないかも…
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2014.6.21読了
ずっと読みたかった短編集。
でも、今読むべき本だっただろうかと、思い返す。最後まで読んだのだから、気持ちにぴったりだったんだろうな。
どの話もハッピーじゃない部分が多いけど、ラストには希望が見える感じ後味はすっきりでした -
苦い恋の話。浮気とか処女あげちゃったりとか。幸せな恋がしたいなー。
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あんまり好きじゃない。苦い恋の短編集。
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ハニービターハニーと言いながら、
ビターハニービターくらい。
結構、苦い。
でも 甘く響く はよかった。
ハニーな感じで。