うつノート 精神科ERに行かないために (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464924

感想・レビュー・書評

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  • 自分の性格を理解することで、直すところは直せる。

  • 従来の鬱と新型鬱の違いの理解がとてもしやすかった。

  • 完璧主義でもないし、楽観的なので、自分は鬱にならないと思うが、一方この人がと思うヒトや周りに鬱のヒトのことを聞くので手に取る。

    私はただ職場だとか恵まれているだけなのだなぁと思う。

    巻末に、鬱チェック表や、鬱になり安い傾向、根本理解に役立つ質問事項等もあり、やってみる。

    【学】
    典型的なメランコリー親和性うつ(中高年に多い)と、新型デイスチミア親和型うつ(20代~30代・原因を他人に求める)がある

    鬱病ではないが、鬱的性格な人もいて、そういう人は薬ではなく、性格や行動、言動を気を付けることで、改善していくやり方がある。。

  • 口癖が「まぁいいか」なのは、楽天的なのではなく、真実や困難に向き合わず目を背けるから。
    「うつ病には早期の治療を、D’な人には問題点に向き合い解決に向けた対応を」(13ページ)
    そうですネ。

  • 年間自殺者が3万人を超えるこの国、鬱病患者に危機感を持っている著者が鬱病の症例を5つあげ、また最近増えている他罰的な鬱状態で、心療内科、精神科を受診する「鬱気分」な人々(この本の中で著者はD'な人々という呼び名を用いている)の症例をやはり5つあげる。鬱病ではない、鬱気分な人々の原因は、考え方、性格のクセであると言い、実際に使用しているチェックシートを多数巻末に掲載。精神科の敷居が昔よりも低くなっている事を実感した。

  • 途中までで挫折。いまいち自分とは違うので、非実用的。

  • うつって最近流行りの病気になっちゃって、本当に病気を発症している患者は気の毒だけど、性格や考え方で自分をうつにしちゃってる、自分勝手な人間がいると思うんだな~。

  • 精神科ERよりは少し専門的。D’な人って必ず周囲に数人いるよね…。

  • 精神科ERとは、精神科の緊急救命室のことだそうです。
    小さい心のトラブルとどう向き合っていくのか考えるいい機会になるように思います。
    中にはたくさんの症例が実際の経過とともに綴られており
    どのようにして立ち直っていくのか、またたくさんの人が様々なことが原因で
    こういった悩みを抱えているんだということを知るいい本でした。

  • 途中まで読んでいてほったらかしておいて、また最後まで読んだ。。自分の感じ方やものごとのとらえ方、考え方のくせで「うつ」だと思う人もいるってことがわかる。「うつ病」か「うつ気分」かその判断は難しい。口癖をかえてみるだけで、考え方もかわってくる。確かにそうだなと思う。思い込みすぎない、人の話をちゃんと聴く こういうことも大事なんじゃないかな。

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著者プロフィール

1972年沖縄県那覇市生まれ。精神科医。吉祥寺クローバークリニック院長。精神保健指定医。琉球大学医学部卒業。同附属病院、旧・東京都立府中病院精神神経科、聖路加国際病院麻酔科、JR東京総合病院メンタルヘルス・精神科などを経て、2007年より現職。著書に『発達障害でつまずく人、うまくいく人』(ワニブックス)、『大人の発達障害』(マキノ出版)などがある。

「2017年 『大人の自閉スペクトラム症』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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