闘神伝説 4 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087465358

感想・レビュー・書評

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  • <念>
    第三巻目まで書いてきたケータイ電話に関する棒の興味と推理はこの4巻で見事に全部外されてしまった。まるで今野敏に僕のたくらみがバレていたような気がした。という訳でこの第四巻には携帯電話は一度も登場しなかった。代わってという事でもないのだろうけれどサブ主人公クラスの登場人物が泊まった安宿の部屋うには「古いダイヤル式の電話機が置いてあった」と書かれている。今野敏はなぜそんなことを書いたのだろうか。もちろんこのダイヤル式電話は物語への伏線には全くなっていなくてやはりまるで僕の鼻を明かす為だけに書かれているような気がする。そしてケータイ電話が登場しなかった事についての合理的説明は無く又必要ともしなかった。すまぬ。

  • タケルが人が変わったようになってしまって…。私は悟りをひらいたタケルより、記憶喪失中の影のあるタケルの方が好きです。。いい男が苦悩する姿というのは、なんだか絵になる(笑)組織とタケルの秘密は、ちょっと拍子抜けしたような、結局わかったようなわからないような。最後まで初穂の存在意義がわかりませんでした。

  • やはり少し残念。
    歴史や伝説に深く入らず、戦いが、メイン
    一人のヒーローがものすごく強い。

  • 11/26-11/29

  • Ⅰ~Ⅲのストーリー展開からどのような結末へ導くのか期待しつつ読み進めるも、残りページ数が徐々に少なくなるにつれ、感動的なエンディングは無いと悟ってしまった。

  • 2010/2/23 Amazonより届く
    2011/3/1〜3/2

    子供の頃からメソポタミア文明には何故か畏敬の念を抱いていた自分としては、この世界感はぴったりとはまった。シュメール文明と日本については高橋克彦氏の「竜の棺」にも書かれていたこと。同じことをベースにしても作家によってここまで処理法が違うのは面白い。最近はあまりこういう世界を描かない今野さんだが、是非こういう感じの新作をお願いしたい。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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