少年少女漂流記 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.59
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本棚登録 : 892
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087465440

作品紹介・あらすじ

僕はみんなと同じようにうまくやれているだろうか?このままちゃんと大人になれるのだろうか?友情、恋愛、容姿、不登校、家族…抱えきれない不安と過剰な自意識にさいなまれて、少年少女たちは非日常の別世界に迷い込む。妄想か、現実か。漂う彼らが行き着くのはどこなのか。古屋兎丸と乙一、二人の鬼才が鮮烈に描き出す揺らぐ10代の心模様。ひたむきでちょっぴり痛い青春物語の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • これは悲惨。何がって、”結末が”とかじゃなく、作品そのものの質が。漫画家の方は知らないから、あくまで乙一に対する興味で入手したもの。そもそも、彼の題材が漫画には向かない?もしくは、相手に遠慮してしまって、持ち味が十分に発揮できなかった?短編集かと思いきや、最後は一つに収斂していくんだけど、一つ一つの物語も全部いけてないし、全体としての結末も何だそれ!?って感じ。要らない。

  • 古屋兎丸先生と乙一先生の小説と漫画のコラボ
    短編で男女それぞれの物語が描かれてる。
    悩みを抱えながら、奮闘する姿はまさに青春。

    最後は本全体が一つの物語となって、登場人物の心も一つになる。
    独特の表現や、描写はもう決して戻らない青春を体感できたような気がした。

  • おもしろかったよ。ダメな奴がたくさん出てくるので何処かがきゅーっとなるシーンが多々あるけどね。

  • んー…まあ、乙一氏は小説家ですけれども、もし乙一氏が漫画を描いたならこうなるだろうな…みたいなことが如実に想像できる漫画でした(笑)

    ヽ(・ω・)/ズコー

    今作は古谷氏と乙一氏の合作ということですけれども、両氏共に自らを「中二病」と認めている様子…。そのことが内容からもよく分かってなんとなく微笑ましい気持ちになりました…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    こういった十代の男女がゴニョゴニョやきもきするみたいな漫画をまだ楽しめる僕ちんは客観的に見たら両氏にも負けないくらいに「中二病」なのやもしれません…おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 再読。文庫版が出たので購入しました。どれも世にも奇妙な物語に使えそうな話。『お菓子帝国』と『モンスターエンジン』が特に好き。『竜巻の飼育の巻』の泰斗君は好きになれないけど、どこか憎めない。泰斗君には友達がいない、けれど泰斗君以外のクラスメイトたちはしっかり友情で結ばれている。そんな泰斗君がクラスの輪の中に入るためには、クラスの人間なら参加する権利があるホームルームしかなかったんだろうな。だから、あんなに執着してたんだろうか。

  • 865

  • 乙一と古屋兎丸のコラボ。
    まあ、二人とも似たような感じなので合わない訳がないんだけど、乙一の色的には白でも黒でもない灰色と言う感じだったかな。
    所々白く、後はぼんやりと黒いと言う感じか。
    最終的に綺麗にそれぞれの人物がそれぞれの特色を生かすのかなあとか思ってたんですけど、もっと強引に終わっちゃいましたなあ。
    まあ、エンディングはおまけみたいなものと考えればそれなりに納得です。

  • ごちゃごちゃで混沌とした10代の頭の中。イタい妄想に浸る日々。

    今思えば笑い話になる悩みも、当時は死活問題の如く悩みまくった。sensitiveな時期に色んな事を考えたなー…と、過去の自分を懐かしく思いながら読了。

    大丈夫だよ。嵐は通り過ぎるから。

    特にモンスターエンジンが好きです。

  • 手持ちの本。
    乙一の少しグロテスクな物語と繊細な絵が合っていたと思う。
    「お菓子帝国」には笑った。いいのこれで?
    「モンスターエンジン」が一番好き。

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著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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