渾身 (集英社文庫)

  • 集英社 (2010年4月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784087465600

作品紹介・あらすじ

隠岐古典相撲と家族の絆。感動、涙の物語
坂本多美子は夫・英明、前妻の子である5歳の娘・琴世と隠岐で幸せに暮らしていた。勧進相撲大会で、名誉ある正三役大関に選ばれた英明。家族の思いが重なる大一番の行方は!?(解説/北上次郎)

感想・レビュー・書評

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  • 懸命

  • 構成の大部分が相撲の描写で、取り組み以外の描写はほんの僅か・・・。しかし、その僅かな隙間に描かれた人間模様に何度も目頭を熱くさせられた。 土俵上の激しい戦いとその裏に描かれる親子間のやり取りが感動を押し上げる。 やっぱりスポーツ小説はいいな〜。(^_^)v

  • う~ん・・・これはちょっと引っ張りすぎかな~
    みんな一生懸命やってるよ
    健気だよ
    日本相撲協会と違って爽やかだよ

    でも「またかよ!」って思った
    描写も私にはちょっとクドかった

  • 一冊まるごと大相撲。無駄を極限まで削り真剣勝負を描ききる。これはアツい!まさに型破り。『翼はいつまでも』再読しよっかな。

  • 素晴らしい本です。
    内容は相撲。とはいえ大相撲じゃなく、
    島で20年に一度行われる奉納相撲。
    家族のために頑張る父親の姿が素晴らしい。

    何しろ大一番だけで話を持たせるという構成が凄いです。

  • 音楽符を読んでいる気分。
    クレッシェンド、クレッシェンド、クレッシェンド、ダ・カーポ。みたいな。

  • (「BOOK」データベースより)
    坂本多美子は夫の英明と、まだ「お母ちゃん」とは呼んでくれないが、前妻の娘である5歳の琴世と幸せに暮らしていた。隠岐島一番の古典相撲大会。夜を徹して行われた大会もすでに昼過ぎ。いよいよ結びの大一番。最高位の正三役大関に選ばれた英明は、地区の名誉と家族への思いを賭け、土俵に上がる。息詰まる世紀の大熱戦、勝負の行方やいかに!?型破りのスポーツ小説にして、感動の家族小説。

    これは文字通り相撲小説です。実に7割位の部分が相撲なので、ひたすらぶつかり合って、周りが叫んで応援している描写で殆ど終わります。本の序盤からなので一直線に話が進むのである意味男らしいですが、このまま進んでて大丈夫か?と心配にもなりました。
    所が間間に挟まる人間模様がなかなか熱くて、思わずうるうる来てしまう瞬間も。最後まで読んだ時にはかなり爽快で自分も頑張ろうと前向きになれました。ぼくは単純な人間なのです。

  • ・あらすじ
    バチン!まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ・・・お母ちゃん。
    ・かんそう
    取り組みが長い!長いよ!長すぎだよ!

  • これも「夏の100冊」から。一本調子といえば、これほど一本調子の小説もそんなにないだろう。登場する人は、ほぼずっと泣いている。何よりすごいのは、全体251ページのうち、91ページ以降はずっとある相撲の場面なのだ。半分以上だよ。これには驚いた。まさか最後までってことはないよねと思いながら、まるで目の前で取り組みを見ているような迫力満点の描写に息をのんで読み進めていって、気がつけば読み終わっていたという感じ。

    隠岐の島伝統の古典相撲。二十年に一度の奉祝相撲に、地区代表の誇りや意地や、家族の思いや地区の人の熱気や、もういろんなものをしこたま背負って、素人力士が土俵に上がる。物語はその妻の視点で語られていく。ほとんどひねりのない直球勝負のお話なのだが、それが異様な熱を生んでいて、胸に残るものになっていると思った。

  • 何度も目頭が熱くなった。なんでだろ。川上さんの、ららのいた夏もだったなぁ。ありがちな展開なのに。
    やられたなぁ

  • テレビ放送される大相撲じゃなくて隠岐島の古典相撲の話。ストーリー自体はベタです。ほぼ地区の大関同士の取組だけで1冊が終わるので構成自体はベタじゃないのかも知れません。それだけでも一読の価値有りです。 自分は相撲を殆ど見た事が無いので、どう組み合ってどういう攻防がされてるのか見当がつかなかったのが辛かったです。

  • 構成やテクニックは上手いのだらうが、肝心の相撲部分の設定と描写に無理がありすぎ。
    いちおう映画は楽しみ(^_^;。

  • 川上 健一「渾身」

    2013年1月12日全国ロードショー、鳥取/島根は1月5日から先行上映。
    その原作となった小説。

    隠岐島の古典相撲を舞台とした物語。
    この物語のほとんどどが、土俵の上の勝負で綴られている。
    手に汗握る名勝負と、家族と島の人たちの思いに感動。

    映画ではどう表現されるんだろうか・・・?

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    【内容(amazonより)】
    隠岐古典相撲と家族の絆。感動、涙の物語
    坂本多美子は夫・英明、前妻の子である5歳の娘・琴世と隠岐で幸せに暮らしていた。勧進相撲大会で、名誉ある正三役大関に選ばれた英明。家族の思いが重なる大一番の行方は!?(解説/北上次郎)
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    【内容(「BOOK」データベースより)】
    坂本多美子は夫の英明と、まだ「お母ちゃん」とは呼んでくれないが、前妻の娘である5歳の琴世と幸せに暮らしていた。隠岐島一番の古典相撲大会。夜を徹して行われた大会もすでに昼過ぎ。いよいよ結びの大一番。最高位の正三役大関に選ばれた英明は、地区の名誉と家族への思いを賭け、土俵に上がる。息詰まる世紀の大熱戦、勝負の行方やいかに!?型破りのスポーツ小説にして、感動の家族小説。
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  • 真っ直ぐなスポーツ&家族小説。鍛え上げられた肉体のように、余計な心情描写は無く、真摯な闘いと新たな家族の誕生が描かれる。
    シンプルな構成なので読み方によっては物足りなさを感じる人もいるかもしれないが、川上さんのこれが持ち味である。

  • 隠岐島で伝統らしい古典相撲の話。
    たった一番の相撲の実況だけで約3分の2ものページを使用しており、もうそろそろ決着が着いて以後の物語に進んでいくだろうと考えながら読んでいくうちに本当に最後まで行ってしまいました。
    幾らなんでも引っ張りすぎだろうと思いますが、やりきってしまうところがスゴイですね。相撲にこれほど感情移入したのは初めてです。

  • サクサクッとスポ根作品!

  • 隠岐島古典相撲大会での1日の出来事
    家族を守るため、地区の人たちのため
    最高位の正三役大関に選ばれた英明の
    息詰まる熱戦の様子
    それを見守る人たち
    この本は、移動の際にJRの中や地下鉄で
    読むことが多かったのだけど、
    涙を我慢するのが大変だった
    人にとって大切なものをまっすぐに見つめて
    一生懸命に生きていく人たちの気持ちの良いお話だった

  • 今まで読んだことがないぐらいの
    シンプルな構成。

    題材は、隠岐島の古典相撲大会。
    そして、ほぼ6割が相撲の取り組み。

    型破りなスポーツ小説ながら、
    前半から涙がにじみでてくる。

    解説の北上次郎さんの言葉、
    帯にある担当編集者の言葉のとおり、
    おそらく繰り返し読んでも
    涙腺が緩むのを抑えられなさそう。

    人々の真摯な姿に感動。

    スポーツ小説であり、
    素敵な家族小説でもある。

  • うーむ、描写はすごいが、感想はない。

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著者プロフィール

小説家

「2014年 『ライバル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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