- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087465655
感想・レビュー・書評
-
短編ばかりだから読みやすいし、すごく生活感を感じる。
よい本だと思います☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
石田衣良のは、オチもなくてよくわからなかった。島本理生と森絵都の作品が印象に残るかな、特に森絵都のはオチでびっくり。でもちゃんと途中で伏線張ってる。注意して読むと「?」って気がつくのかも。
-
森絵都さんのお話にグッ…嶽本野ばらさんの作品も好き。どれもよかったけれど、こういう小さな”きゅん”を大切にしたいって思える、素敵な小作品集だった。人それぞれのfavorite storyを見つけられそうな一冊。
-
amigoに借りたけど、ひとつ好きな話があって買っちゃった♪
作者見たら島本理生だった。
やっぱ、あたしはこの人が好きなんだなぁ(^▽^;) -
数々の恋の物語の短編集。好きな作家さんがいらっしゃったので、手にとりました。
どれも、展開は読めてしまいそうなほどに単純な話なのだけれども、その単純さが余計に恋に焦点をあてさせてくれる。凝ったストーリー展開も伏線もなく、ただまっしぐらに恋の起承転結を描いているので、かえって新鮮でした。
よく恋愛小説にありがちな、「だらだらとしている空気が続いているだけ」というものは一つも無かったのも、読んですっきりできて良かったです。
本当にベタなのだけれども、その空気の密度まで感じられそうなまっすぐな描写から、「初恋」が一番ぐっと心に届きました。なんてまっすぐなんだろう。これが、恋なんだ!と思い起こしてくれたようです。
情景描写が秀逸で、その空気に取り込まれてしまいました。本気で、主人公と一緒に思わず泣いてしまった。シンプルさが潔かったです。
島本さんはこの中で唯一他の作品を読んだことが無かったのですが、彼女の真摯な作品と出会えただけでもこの本を買って良かった。
あと、野ばらさんの作品も、ところどころ野ばらさんらしさがあるのにちょっと雰囲気が違って、「これはこれでいいなあ」と笑えてきました。-
レビューを読んで、この本読んでみたくなりました!
恋愛モノの短編は結構読んでるんですが、やっぱり色んな作品を読めるっていう点が短編のいいと...レビューを読んで、この本読んでみたくなりました!
恋愛モノの短編は結構読んでるんですが、やっぱり色んな作品を読めるっていう点が短編のいいところですよね
あと表紙が個人的好み2011/05/08
-
-
100802
-
好きな作家、読んでみたい作家ばかりだったので興味がありました。短い分物足りなさも感じましたが、あっさりしててよかったです。
-
いろんな恋の形があって、それでもみんな、精一杯で、
『恋がしたいなー』と、思える作品ばかりだった。
どれが一番、とか決められない。
ただ、やっぱり石田衣良さん、角田光代さん、特に森絵都さん―は、流石だなと思った。
「本物の恋」。意外性と、現代風な視点がとても好みでした。 -
色んな作家の作品が集まってる小説を買うのはたぶん初めてだったけど、なかなか良かった。個人的には、角田>島本=嶽本≧森>石田、だった。
-
5人の作家による恋愛アンソロジー。
悪くはなかったが、すごく良かったとも言えません。
読後の後味はわりと良かったです。