夜を急ぐ者よ (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 189
感想 : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087465983

感想・レビュー・書評

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  • 3,5位。台風の那覇を舞台に物語は進みます。

  • 佐々木作品は熱くなる

  • たとえはるか彼方のベルリンへ飛んで行こうと、警察内部へ深く入り込もうと、今でも『真夜中の遠い彼方』(1984年。後に『新宿のありふれた夜』と改題)、『夜を急ぐ者よ』(1986年)、『夜にその名を呼べば』(1992年)の、いわゆる「夜三部作」をこよなく愛してやまない私ですが、この本、昨年12月にポプラ社の文庫が出たばかりなのに、さすが直木三十五賞の受賞に伴って旧作を求める新しい読者のためにということでわずか7か月後の集英社文庫の登場ですが、同文庫としては1990年の初版の単なる再版だと思ったら違いました、これは船戸与一の圧倒的な熱狂的解説が加わった改訂新版なのです。

    恥ずかしながらあわて者の私は、初め主人公の原口泰三を、原口統三と読み間違えたりして、ええっと、ほら、間違えた方の彼って、例の『二十歳のエチュード』を残して19歳で逗子海岸で入水自殺した詩人ですけれど、それはともかく舞台となった那覇の夜とか暑さってどんなだか無性に知りたくて、突然ひとり飛行機に乗った高校生の頃から佐々木譲には痺れまくっていたわけです。

    • hs19501112さん
      船戸与一さんの解説文、良かったです。

      船戸与一さんの解説文、良かったです。

      2013/06/08
  • 大好きな沖縄が舞台と言うだけでトキメキます♪(^^;

  • 追い詰められつつあるところが良かったです。

  • 今から20年以上前に書かれたハードボイルド小説。佐々木譲の初期の作品。

    非合法組織に追われる原口泰三は沖縄に逃亡、そこで、偶然、過去に愛し合った女、順子と再会するのだが…

    泰三と順子のそれぞれの過去は詳細に描かれるのだが、泰三の逃亡の理由、泰三を追う非合法組織の正体は上辺しか描かれない。それ所以、物足りなさを感じる作品となっている。

  • ほんの僅かな逃亡期間を舞台にしたハードボイルド作品。佐々木氏は心理描写は一級品ながらアクションシーンはそこまででもなく、やや緊迫感やスピード感に欠けている。
    残しページ数で結末が読めてしまうところがちょっと...

  • 可もなく不可もなく、って感じ。

  • 久しぶりの佐々木譲。

    うん、面白く読めはした。「犬どもの栄光」「仮借なき明日」へと続く、初期のハードボイルド作品。

    佐々木さんの文体、やっぱり好きだな。男くさくて、でも色気があって・・・。本書もそう。語られないままに終わった“取り引き”の真相もとても気になるが、そういう細部を置いておいても、物語は十分に成立するのだから、すごい。

    そして、ラストの場面の緊迫感は…圧巻。



    だけど……やっぱり、アンハッピーエンドは好きじゃないみたい。

    ということで、★3つ、7ポイント。
    2013.06.08.了。


    ※佐々木さん、逃亡劇がお好きなようで・・・(笑)。

  • 最後がやっつけみたいな感じでした。

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著者プロフィール

佐々木譲(ささき じょう)
1950年、北海道生まれ。79年、「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年、『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、2002年、『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年、『廃墟に乞う』で直木賞、16年、日本ミステリー文学大賞を受賞。
著書に、『降るがいい』『図書館の子』『抵抗都市』などがある。

「2021年 『矜持 警察小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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