- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087466195
感想・レビュー・書評
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ライブドア事件を堀江貴文がひもとく。
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ライブドア事件に関する堀江氏の言い分を綴った書。
腹心の宮内氏の裏切り。検察とマスコミによってでっち上げれた罪。少なくとも、堀江氏には法を犯したという意識は皆無だったようだ。
経済犯罪の場合、グレー領域をどう扱うかはその時々の社会というか世論の動向に左右されてしまうのだろう。確かに、プロ野球球団買収の動きや日本放送株買い占め、衆議院選挙への出馬等、新興IT企業の成金社長の傍若無人とも取れる振るまいに、懲らしめてやれ、という雰囲気が醸成されていった事は確か。マスコミが煽ってたちまちヒールになってしまった堀江氏に様々な言い分があるのはよく分かる。
シュリーマンに憧れ、宇宙産業を育てるのが夢、と語る堀江氏。刑期を終えた今も精力的に活動している堀江氏の逞しさに脱帽。 -
堀江さん本人が書いたのだから鵜呑みにしてはいけないけど、ライブドア事件は、この人ががっつり悪かったのではなかったんだろうなという感想。
本当に悪かったら、今までの堀江さんの発言が矛盾するものだ。 -
新聞とか普通に信じちゃってるけど、
もっと考えたほうがいいかも -
でも、これも人生。理不尽なこともたまには起きるさ。今では冷静に言える、自分が面白い。
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メディアと実体の差を感じました。
メディアを鵜呑みにしてはいけないし、ホリエモンの言ってることを鵜呑みにもしてはいけない。
大切なのは両方の情報を手にし、自分で判断することである。
ホリエモンをメディアの影響だけで悪者と感じている一般人はかわいそうに思った。 -
2006年1月にホリエモンが逮捕されてからもうすぐ7年。2009年3月にこの本が出版されてからもうすぐ4年。ホリエモンのメルマガをとっている私は普通の人よりもこの人の主張や考え方を理解しているつもりだが、この頃から一貫していてブレがないことがわかる。
新興企業が育たず、ずっと景気低迷を続けているのはライブドア事件の影響が大きいのではないかと思う。上場企業はコンプライアンスばかり気にしていて大胆に踏み出せない。閉そく感が漂っている。
しかしマスコミと特捜は怖い。マスコミを買収しようとしたばかりに物凄い勢いで潰された感じ。マスコミが大きく取り上げて多くの人の目にとまった事件は特捜も気合いが入る。
その後のオリンパスの事件はケタが違うし、大王製紙はギャンブルに使っちゃってるし、そもそもどちらも悪いことしてるのわかってやってるし、それに比べればマシな事件だったとも思える。ホリエモンの2年6カ月の判例があったから大王製紙が4年になったかな? -
物事は色々な側面から見た方が、やはりいいのかもしれません・・・1個のリンゴが100人いれば100通りに見える・・・そんな絵本を今読んでいますが、似たような事を読後に感じる本です。従来の堀江貴文氏のイメージだけで、この本を毛嫌いする必要はないと思う。
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ライブドア事件の概要、どのような流れで判決まで至ったがよくわかった。堀江さんの事件、検察への思いが詳しく表現されていた。
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当時、ライブドア事件をほとんど追っていなかったので「こんなことがあったんだな~」という程度
国家権力おそるべし -
面白い。
ホリエモン収監ということで、
一連のライブドア事件とは一体何だったのか知りたくて購入。
この本を読んでさらに理解が深まったのが、
司法という世界には恣意的な面が多分に含まれているということ。
考えてみれば当たり前だが、
裁判官も検察官も弁護士も、
誰一人として同じ能力を有した者はいなくて、
優劣はつけられないが、
所詮一人間であるという点を忘れてはいけないと思った。
また、結成された当初の目的からズレた組織、
あるいは時代の潮流についていけない組織は退場すべきであるという点も
非常に重要なことであると感じた。
(本書では特に特捜を挙げている) -
読み通すのには2時間くらいだったかな?テレビでは強烈なキャラばかりが目立っていまし たが、これを読むとやはりというか意外と彼の繊細な一面なども垣間見えます。完全にヒールになってしまったまま、今はよくわからない活動をしている刑事被 告人という身の彼ですが、時代の潮流に乗ったつもりが巻き込まれてしまった、と言うのが結果的にはすべてなんでしょうね。正直、書いてあることをすべて100%真に受けられるとは思ってませんが、当事者でなくては語れなかったであろう逮捕の裏事情であったり、同様の 他の犯罪と比較したときに異常に重い判決が下っている点など、真実だけがすべてを凌駕するわけではないのだな、ということを痛感させられます。愚直なまでにまっすぐだったんでしょうね。きっと。最高裁も実刑出しちゃうのかな・・・
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主に裁判での堀江氏の主張が書かれている。
簡単に言えば検察とは前面対決。
だが、裁判での堀江氏が罪とされるさ罪状についての言い分は、難しい用語も出てきていて自分には、あまり理解出来なかった。
堀江氏の細かい言い分が気になって、この本を購入したのに。
しかし、逮捕され拘置所での暮らしや、釈放後の生活についても書かれていて、自分としては、そちらの方が読んでいて楽しかったという結末。笑 -
7
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ホリエモンが検察嫌いになった歴史書的な(笑
同じ事件でも立場や見方を変えるとどのようにでも捉えられるので気をつけたいものです。 -
堀江社長の経営方法。メディアリテラシーの大切さを学べます。
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アプリ版
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ものごと違った角度から見て判断しないとアホになるなーと考えさせられた。
この事件の結末が出るまでにはまだまだ時間がかかるんだろう。
それはこの本で表現力されている既得権益層の人達が次の世代と交代する時なのかなとおもう。 -
知らない事実の連続でショックだった。
一般人が知るライブドア事件とは何だったんだろうか。
もちろん、情報はあらゆる角度で見るべきなので、ホリエモンの本を丸呑みはできないかもしれない。
けど、直に手に入らない情報というものが歪曲された形で流れてくる可能性があるなら、
当人が事実だと主張する情報より事実に近い情報はないんじゃないだろうか。
特捜部が持つ権力の怖さもあるが、一般人の私としてはマスメディアが放つ情報の質に
もっと疑問視をしなければいけないと思った。
深く正しく知ろうとする姿勢を大事にしたい。 -
ホリエモンの著書。
最近彼の本にはまってます。
考え方にすごく共感できる。
世間では拝金主義とか、犯罪者扱いされているけれど、現実をしっかり捉えながら夢を追い続けている姿勢がすごい。
この本では逮捕のきっかけから、検察との戦い、拘留生活が書かれている。
佐藤優の国家の罠やこの本を読んでいると、検察の恐ろしさを説に感じる。
そしてそれを煽り、書きたてるメディアの恐ろしさも。
自分の生き方を考えると同時に、メディアに対する考えや正しさとは何かについて考えさせられました。
短いし読みやすいので、お勧め。 -
ホリエモンの立場はよくわかった。
マスコミが嫌いになったのも、よくわかった。
しかし、なぜ日テレの記者だけ実名を? -
この本を読むまで、著者に対して、ニッポン放送やプロ野球買収からライブドア事件に至る一連のマスコミ報道の影響から、「世間を騒がせる時代の寵児」以上の印象は無かった。
また「拝金」を読了した後もその印象は変わりなく、
「何が彼をここまで(金儲けに)駆り立てるのだろうか」
とずっと心に引っかかっていた。
しかし、この本を読んで、その認識は完全に改まった。
「あとがきにかえて」にある、「堀江君は企業家ではなく、社会変革者だ」という言葉がまさにぴったり来ると思う。
ブログ等でロケット開発についてよく語られているので、「ITの次は宇宙かー」なんて普通に思っていたが、まさにその夢のために全てがあったのだと知って、何が著者を駆り立てていたのか、非常に納得できた。
また、この認識を持って著者の為そうとしたこと(フジテレビの子会社化、球団買収など)を振り返ると、非常に惜しい思いがする。
ここ2、3年、テレビはほとんど見なくなってしまったが、著者のやろうとしたことが実現できていたら、テレビも今よりは面白くなっていたのだろうか。少なくとも、何かが「変革」していたに違いない。
ライブドア事件についての記述は、正直心を痛めた。本書に書いてある内容が全て正しいかは分からないけれども、検察がライブドアを摘発したのは、今の日本の暗い雰囲気を考えると、やはり間違いだったように思える。
あの事件がなかったとしたら、著者がどんな世の中を作っていたのか、考えずにはいられない。