アンダーリポート (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087466607

感想・レビュー・書評

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  • 2012/10/19
    最後まで読んだ時点で即冒頭に戻った。
    なんかずっと静かに進んで静かに終わった。
    みつのとこだけほっこり方向に心が動いた。
    あとは淡々と読んだ。
    なんで離婚したのだろうとかが気になったよ。

  • 謎を提示する最初の章から始まって、事件のその自体に遡っていくようなストーリー展開は、過程を楽しむという意味でどきどき感もある楽しめるミステリーだと思う。検察事務官という微妙な職業だったり、お気に入りの叔母の存在だったり、どうなっていくんだろうなあという楽しみは作者の文章構成力を楽しめるもの。最後を読み終わると最初の章を読み直したくなる仕掛けも作者の狙いどおりだろうが、それも楽しかった。

  • 佐藤正午らしい文体。時効寸前の殺人事件を、バツ①の「私」がその当時を思い出しながら、推理していく。でも、サスペンスではなく、ある種、恋愛小説。やっぱり、この作家、好き。

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著者プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』ですばる文学賞、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞受賞。おもな著作に『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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