瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.44
  • (41)
  • (119)
  • (174)
  • (27)
  • (6)
本棚登録 : 1191
レビュー : 142
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087466966

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • こんなに幸せな結末は、実際にはきっとないのだろうなあとおもいつつ、この終わり方でよかったなあとおもった。すっきりしたので。
    なにが幸せかはひとそれぞれだけど、なんというかなんというか。みんな違ってみんないいというかんじか。
    自分はどうしたいか、自分ならどうするか、と考えるきっかけになったりもした。答えは出ないけど!

  • 古本で二冊100円で購入したうちの一冊。働いたら働いたで結婚に対し焦り、結婚したらしたで、キャリアの女性を羨望している。それが女性、だと言い切ってしまえばそれまでだが、無い物ねだりの連続な気がしてどうも気後れする。私も結婚すれば気持ちが分かるようになるのだろうか。

  • 恋愛は不安との戦い、結婚は不満との戦い

  • 「恋愛は不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである」という冒頭の言葉に全てが集約されているように思います。

    37歳の朔也と妻の英利子34歳、そして朔也の不倫相手26歳の美月。
    恋愛と結婚と仕事、女の幸せは何なのかを改めて問われるような話でした。

    結局、欲しいものを手に入れられたとしても、おときばなしのように「めでたし、めでたし」とそこで終わることなんてないわけで、またそこから始まるんだということと、どう折り合いをつけて幸せを見つけていくか、っていうことなのかもしれません。

    隣の芝が青く見えるのも、自分が持っていないものを羨む気持ちも確かにあるけれど、外に目を向けるばかりではなく、自分と向き合って、足ることを知る人になりたいと思います。

    ストーリーを楽しむというよりは、教訓という感じで解説まで読み返したい本でした。
    どんなステージが待っていても、自分の足でちゃんとそこに立つこと。自分の幸せは自分で決めること。

  •  『恋愛は不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである』という言葉は名言だと思う。
     未婚の美月と専業主婦の英利子、それぞれが今の恋愛と夫婦関係、自分の生き方に思い悩み、苦しみながらも、前を向いて歩いていく姿は、途中重苦しい場面はもちろんあるが、一生懸命で、未来を感じる読後感は爽やかだった。
     どちらが幸せとは言えないと思うが、個人的には自分自身で生きていくことに生きがいをみつけた英利子が、輝いて見えた。

  • 共感できるような言葉(部分)もあるが、全体のストーリー的にはスッキリしない感じ。(既婚者からすると、特に。)

    たまに、『ある程度年齢のいった人が書いた感』が出ていて、ちょっと残念。

  • 学生と既婚者にはお勧めできないが(そして、前者と後者にお勧めできない理由は異なるが)、恋愛と結婚の違いとか、結婚とは何かとか、考えたい人は読むと良いと思う。

  • 妻と愛人、そんなドロドロ間違いなしのテーマなのに、読み終わった後の爽快感がすごい色々な選択肢があって、女ってすごく幸せ!妻と愛人どっちが幸せでどっちが不幸か、そんな単純じゃなくて、たぶんどっちも幸せになれる気がして、女ってすごく楽しい!

  • 瑠璃も玻璃もガラスであり光に当てればキラキラ光る。
    でも大切なのは自分で輝こうとする力

  • 相変わらず唯川さんの話は20代OLの私からしたら等身大の話ばかりで共感の連続。
    彼氏と付き合う、別れた、結婚、出産、仕事など。
    どうしてこんなに感覚がわかるのだろうとびっくりするくらい。
    美月のやり切れなさに共感しつつ、英利子の精一杯頑張ってる姿も応援したくなった。

    それにしても友章って明らかにやり手の遊び人じゃん。こーゆう男に女の子ってとことん弱いよね、えりことくっつけば良かったのに、そうはいかない世渡り上手な男だなー。

    とにかく唯川さんの作品は20代のうちに沢山読んでおきたい!

全142件中 1 - 10件を表示

瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫)のその他の作品

唯川恵の作品

瑠璃でもなく、玻璃でもなく (集英社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする