パリの蜂起 小説フランス革命 2 (集英社文庫)

  • 集英社 (2011年10月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784087467482

作品紹介・あらすじ

パリで暴動が勃発。革命の幕が上がる!
食糧不足に苦しむパリ。頼みの平民大臣ネッケルの罷免で、民衆の怒りは頂点に。弁護士・デムーランの演説から、暴動が勃発する。革命の火蓋が切って落とされた! 歴史巨編、第2巻。(解説/鹿島 茂)

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

革命の始まりを描いたこの物語は、パリの民衆が食糧不足と政治的不満から立ち上がる様子を生き生きと描写しています。平民大臣ネッケルの罷免が引き金となり、弁護士デムーランの演説を通じて民衆が蜂起する様子が迫...

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★★ 星5つ

    [感想]
    途中、物事がすべて穏便に進むのではないかと思えたがフランス王の一言で革命が一気に停滞した感じがする。
    結果的にはヴェルサイユ、パリの両方で民衆が蜂起する自体となり、状況が一気に武力を用いたものに変化した。

  • ・全く進まない議会から、民衆蜂起、ついに軍との対決という展開。
    ・物語の中心はミラボーとロベスピエール。後半で登場するデムーランが良い。流されるままに英雄に担ぎ上げられる様が面白い。実際、革命の始まりはそんなところかも知れない。
    ・まだまだ、物語は序盤なので、次も楽しく読みたい。

  • 立ち上がった!魂のお話し

  • 解説:鹿島茂
    無念◆球戯場の誓い◆マルリ街道◆密談◆親臨会議◆最悪の展開◆銃剣の力によるのでないかぎり◆暴力◆思わぬ展開◆逆効果◆上申書◆返事待ち◆最後通牒◆貴族の陰謀◆爆発寸前◆民衆の力◆パレ・ロワイヤル◆負け犬◆挑発◆武器をとれ◆ルイ・ル・グラン広場◆武器がない◆テュイルリ◆武器がほしい

    著者:佐藤賢一(1968-、鶴岡市、小説家)

  • 議会が切り捨てられようとする中、ミラボーとロベスピエールにそそのかされたデムーランの演説でついにパリで暴動が!ただし、結局暴動が革命となるには(一部でも)軍隊の合流が不可欠であることが明確に描かれている。国家が国家たりえるのは暴力装置を独占しているからなのだから、その独占を打ち砕かなければ革命は成就しえない。(無論、暴力だけでも成就しない)

  • 第1巻ではそれほど効果的に感じなかったが、登場人物の語りが物語を生き生きとさせ、登場人物の目線であっという間に読んでしまった。
    蜂起する群衆も一人の人間。どんな気持ちだったのか思いを馳せる。

  • ミラボーとロベスピエールがデムーランを焚き付けて蜂起を促すシーンが面白い。多分佐藤氏の創作なのだろうけど、そうであったと思わせる筆致が素晴らしい。

  • ここまで、エネルギーの塊のように物語を牽引してきたミラボーに身体の衰えが・・・

  • 三部会から国民議会が分離したが、実際には何ものも得てはいない。この現状を打破するため議員たちは動き出す。そして革命はついにパリへ。いよいよ盛り上がってきた。

  • がんばれパリ市民。

  • "武器をとれ!"

  • 2014/04/17

    ・球戲(ポーム),即英國的hand tannis。整備場地很費時,
    都是王宮貴族在玩。反爾賽宮的專供廷臣使用。
    ・6/20第一階級合流,公會堂故意不開,議事依然空轉,ミラボー陣臂一呼,大家前往網球場。「第三身分の政治参加を政府の気まぐれな恩恵としてでなく、きちんと法に裏付けられた権利として打ち出すためにも、早晚憲法は制定されなければならない」ムーリエ呼籲宣示,國民議會憲法成立之前不解散(此外也需要一個受洗一般的儀式提振士氣和信心)
    ・國民議會同意暫訂的徵稅課稅,反過來說,也可以不認可,也就是說「フランス王国はフランス王の好きにはさせないと宣告したも当然なのである」。制訂憲法,也就是規定法國所有人的位置和拘束,等於也規定了國王,不受任何東西拘束的最高存在,也必須在憲法前屈膝。
    ・6/23國王親臨會議:要求議會解散,ミラボー宣示如非銃劍之力,絕不離開會場,宣示議員身體不可侵犯。由於有軍隊在外,議員都很害怕,壓倒性通過。
    ・6/27人民(無套褲漢(sans-culotte)聞風湧進凡爾賽宮,國王似乎讓步,要求第一二部議員與國民議會合流。其實國王6/26就暗地裡在聚集軍隊爭取時間。
    ・國王任命軍團長和內閣,反動保守派一色。
    ・國王包圍議會,但宣稱是要保護議員。
    ・7/11ネッゲル遭罷免
    ・ミラボー和羅伯斯比爾前往巴黎,民眾感情高昂之地(貴族都般去凡爾賽了)。一觸即發的空氣。但要啟動革命,必須是要讓中產階級和下層階級都能接受,才能齊心一致。
    ・7/12ミラボー的煽動下,デームラン在パレ・ロワイヤル演說,點燃群眾之火,抬出奧爾良公爵(國王的弟弟路易非力普,因為有瑜亮情節,所以故意站在自由派這邊)和ネッゲル(雖然並不可靠,但因為被民眾崇拜,而此時其正好被免職,群情激憤)的蠟像前進,到ルイ・ル・クラブ廣場,被德國傭兵軍隊擋住,但人數過多,傭兵撤退。
    ・7/13群眾與德國傭兵在杜樂利花園激戰,躲在築山後面,群眾拆雕像以及拿地上的白石頭應戰。群眾手無寸鐵,但並未散去,由於軍餉缺乏又飢荒,軍隊也軍心動搖,法國近衛隊被中產階級買通,叛變槍擊德國傭兵。
    ・人民很無力,但理想的虛象,人民團結在一起就有無現的力量,能夠破壞枷鎖就是民眾的力量。
    ・巨大な革命というものは、しばしば冴えない理由から始まっってしまうものなのです。
    ・民衆の力は確かに途方もない、しかしながら、熱しやすい半面さめやすく、ほんの小さな理由で熱狂するくせに、少し目先を変えられると、生死に関わるくらいの大問題を簡単に忘れてしまう。民衆の力など、迂闊に信じられるものではない。暴動など確かな切り札と頼めるものではない」。といって、あきらめてしまっては、それまた手立てがないことになる。まずは機を熟すのを待つことだ。」
    ・機を熟すとういうのは、単に怒りを頂点に達するという意味ではない。それはパリが一丸になれつという意味でもあるからだ。-それぞれ利害が異なる。容易に一枚岩になれない。それどころか、しばしば敵対しさえする。無産の貧民\層が蜂起すれば、有産の富裕層が鎮圧に乗り出すこともある。」「貴族の陰謀ひとつ取り上げても、それを市井の庶民だけが疑わないのでなく、富裕なブルジョワまでが疑わないようにしなければならない。通じて一丸となり、つまりは大同の怒りを共有することで、小異の利害を忘れることができて、はじめて機を熟したといえるのだ。」
    ・東邊失業者太多,如果在東邊點火,可能會殺氣騰騰地攻擊布爾喬亞,布爾橋亞又不會自己站起來,因為生活不困乏。要找到點或處,到西邊找暴動的先導「富者と貧者を結び合わせる輪を用意しなければならない。」
    --
    ・解說:法國大革命的起因是當時抱持著「なにかをなければならない」的焦躁感的青年們,以三級會議召開為契機,「これで人生終わりたくない」「もっと大物になってやる」的野心暴露的瞬間而成其革命,是知識青年們的「負けないぞ」非這種自負心、競爭心、焦躁感所引起,是無數的提姆蘭,無數的羅伯斯比爾的集合無意識地成就。

  • わくわくしすぎて倒れそうになる
    これが本当の歴史というのがすごい

  • 20131211読了。
    文体に癖があるので、それに出会う度に現実に引き戻されてしまうのだが、それはそれとして。
    物語としては本当に興味深い。
    ミラボー、ロベスピエール、デムーラン…歴史で勉強した人物が生き生きと動き回っていて読んでいて飽きさせない。

  • 今のところ、主要人物と民衆の動きに関連が見出せないというかピンとこない。特にミラボーの挑発→デムーランの演説→民衆蜂起のあたりとか。続きは気になる。

  • たぶん、「が、」「ために、」「あげく、」「となれば、」のような、接頭が全体を粗野な感じにしてしまっているのではないかと思う。回りくどい文章は好きではないが、単語を省略しすぎているように感じてしまうのだ。ストーリーは面白い。作家の書く文体は個性がある。はまれば最高!

    デムーランがぼうやっぽくて可愛い。

  • ミラボーのエネルギッシュなとこが苦手。

  • 1が面白かったので、すぐ2も買ってしまった。
    1は三部会が行われているベルサイユが主な舞台だったのに対して、2の舞台は、国王から武力で排除されかけるベルサイユからフランス革命の足音がもうそこまで迫っているパリに移転。
    デムーランがだいぶ活躍する代わりに、1では元気だったミラボーの衰えが著しくて、悲しい。
    ロベスピエールのみずみずしさ、危なっかしさはそのままで、ミラボーがもっと長く生きていれば・・・ともう思わせてしまうあたりはさすが。
    歴史だから、先は読めるのだけど、先が気になって読んでしまう。

  • フランス革命を描くシリーズものの第2巻。今回は、パリ蜂起の場面が描かれる。こんな風に海外の歴史を物語として読むことができる本は、あんまりない。地の文に癖があるので、読み手を選ぶところはあるが、肌の合う人が読めばぐいぐい引き込まれてしまうような吸引力がある。

  • 「球戯場の誓い」からパリ市民蜂起まで。

    国民議会は国王に翻弄され、期待した途端に手酷い裏切りにあった市民たち。引き金は常に単純なもの。

    後半からデムーランが主役に。「武器をとれ!」は有名な言葉なのに、実際のところ平民たちは充分な武器をもっていなかったとは。

    そんな状態でどうバスティーユ陥落へ持ち込んだのか、次巻が楽しみ。

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著者プロフィール

佐藤 賢一(さとう・けんいち):1968年、山形県生まれ。東北大学大学院でフランス中世史を専攻する。1993年、「ジャガーになった男」で、小説すばる新人賞を受賞してデビュー。1999年、『王妃の離婚』で直木賞を受賞。2014年には『小説フランス革命」で毎日出版文化賞特別賞、2020年に『ナポレオン』全3巻で司馬遼太郎賞、2023年に『チャンバラ』で中央公論文芸賞を受賞した 。他の著書に『傭兵ピエール』『二人のガスコン』『オクシタニア』『女信長』『新徴組』『ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ』『遺訓』『最終飛行』など多数。

「2025年 『歴史小説のウソ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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