怪のはなし (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.62
  • (6)
  • (12)
  • (18)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 127
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087467765

作品紹介・あらすじ

物心ついた頃から、数多くの「この世ならぬモノ」たちと遭遇してきた著者。嵐の夜、停電した自宅に入り込んできた不気味な「何か」。東京大空襲の日がくると現れる、ボロボロで痛ましい姿の子供たち。夢の中から抜け出してきた猫とふれあい、侍の幽霊と東京を散歩する…。怖ろしくも、時に物悲しく、時に心温まる20の怪異を再現した、究極の実話怪談集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • この方の話は小説より体験談の方が面白い。節分の豆まきの話を読んで、うちも忘れずに行いました。弘法大師縁の地の泉の話もよかったなあ。

  • 加門さんはいわゆる「視える人」。そういう人が語る怪談には、格別の怖さと真実味がありますね。
    不思議系のお話も良かったです(猫の話が好き)。

  • ただ本人の体験が淡々と語られているのであって、怖がらせようという意図がない。そこが逆に話に真実味を持たせ、怖かったりもするのだが、気付いたらこの世ならざるモノの存在を認め始めている自分が…。

    こういう体験談は、ツッコもうと思えばツッコミどころ満載なのだろうし、多くの人には見えないことだけに、信じがたいということもあるが、じゃあ現代の科学で解明できないことは、イコールありえないことなのか、というとそれは早合点という気もする。
    よく霊的なモノを見たり感じたりする人は、鼻がいい人がいたり、勘の鋭い人がいるみたいに、気の動きを読み取る感覚が鋭いってことかも、と加門さんの話を通して思った。

  • 読んでしまったΣ(´□`)

    エッセイ集なんですが、タイトルどおりで背筋が寒くなる話がいくつか…。

    怖いのが苦手な人はやめたほうがいいと思う。

  • ほどよいこわさ。
    これだけの目にあっておきながら自然体というか、何か理由をつけたり因果を探そうとしないところが好き。

  • 加門七海さんの新刊。
    徒然草よりは怖くはないですが不思議な感じです。

  • この人の本は何冊か読んでいて、私にとっては久々の新作だけれど……
    ひたすら、怖かった。一番、怖かった。
    もう、嫌……
    涙目で読了。

  • 侍と猫の話が良かった。

  • 私は怪談が好きなわけではないのだなあ、と、京極夏彦周りを読み始めた時に感じたのだった。
    それでも気に入った、好きになった著者は何人かいて、加門七海もその一人。
    実話怪談しか読んだことはないけれど、怖さの加減が独特でいいんだよなあ。
    怖い、よりは少し不思議?
    猫の霊とか「百匹の羊」とか、「何が見えたんだぁぁぁ!」とか、描き方にユーモアを感じる。

  •  怖いと言うよりは、ちょっと変わったことと出会ったときのはなしに思えた。
     侍の話と、友人の話と、猫の話が好き。
     あと、お祭り怖い。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東京都墨田区生まれ。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』で作家デビュー。著作に、『うわさの神仏』『うわさの人物』『猫怪々』『霊能動物館』『怪談徒然草』『お祓い日和』『鍛える聖地』『怪談を書く怪談』『『大江戸魔方陣』など多数。

「2017年 『お咒い日和 その解説と実際』 で使われていた紹介文から引用しています。」

怪のはなし (集英社文庫)のその他の作品

怪のはなし 単行本 怪のはなし 加門七海
怪のはなし (集英社文庫) Kindle版 怪のはなし (集英社文庫) 加門七海

加門七海の作品

怪のはなし (集英社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする