風のダンデライオン 銀河のワールドカップ ガールズ (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 204
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468069

作品紹介・あらすじ

理想のプレイスタイルはスピードスター。それが小学5年生のサッカー少女、高遠エリカの信条だった。でも、所属していた女子チームは解散してコーチも仲間もいなくなり、練習相手を探すのもひと苦労。ある日、下手くそなくせに声だけ大きな少年・翼と一対一をしているうちに、なでしこ日本代表の有名選手と出会う。自分たちでチームを作ればいいと言われ…。大人のチームに挑む小学生たちの物語。

感想・レビュー・書評

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  • アニメ『銀河へキックオフ』の原作。
    桃山プレデターメンバーの出会い編。


    「二年後の自分はひょっとすると下手くそなツバサにすら抜かれるかもしれない。悔しい!そして哀しい!」
    主人公の高遠エリカが男女の体格の違いに悩んでいるところに、共感しました。あったあったこんな気持ち!
    スポーツをする女子は必ず通る道かなと思います。

    「エリカはまた、ちょっと寂しくなった。本当に女子って中学以降、ほとんど背は伸びないんだなあって。男子と一緒にチームを組めるのは小学生までなんだと、思い知らされる」
    だからこそ、桃山プレデターで過ごした時間がどんなに尊いものであるか!大人になった時に、大事な思い出になると思いました。

    あと!スウィーツをつつき合う三つ子可愛いです!

  • 銀河のワールドカップの前日譚。桃山プレデターの面々が出会う所が描かれる。

    終始とても爽やか。

    ちょっとありえないように感じた部分もあったが、最近の小学生は本当にうまいと思うし、情報もすぐに入ってくるので、意外に戦術とか詳しいのかも。

    これ読んで「銀河のワールドカップ」に入ればより繋がりも含めて楽しめるかも。

  • 面白かった!!エリカってこんなこと考えてたんだ。こんな風に悩んでたんだってのがよくわかった。小学生だからこその葛藤、サッカーをしている場面の動の描き方が本当によかった!

  • 銀河のワールドカップの前日譚。高遠エリカが主人公の物語。
    彼女がなんで翼(テレビでは翔)や三つ子の悪魔といっしょにサッカーをするようになったのか
    というところを扱っています。
    女子が、小学校高学年くらいから感じ始める男子とのいろんな違い。それがエリカの心に波紋を広げます。
    エリカ自身がそういったものとどう向き合って消化していくのか、といったところが面白いですね。
    エリカの人物描写が、テレビより全然深くってよいです。

    高学年の女の子におすすめ。

    2013/04/30

  • アニメの数話分、エリカちゃんが主人公の話。
    前向きで、考えるより行動タイプのエリカちゃんが好きだったのですが、原作では少々違った印象を受けました。前向きは前向きなのですが、悩んでる部分が凄くクローズアップされていると言いましょうか…。女の子がサッカーをするということに対する、隔たりの多さを実感しました。
    サッカーシーンを除くと、三つ子とケーキを食べるシーンがお気に入りです。

  •  「銀河のワールドカップ」前日譚という事で本編の前に読んでみる。
    アニメを見ているせいかもしれないが、登場人物やサッカーシーンなど目に浮かぶようで楽しい。チームと仲間との違いなどなるほどと思うところもあり、思春期にさしかかる頃の、男の子との差、大人との差に惑うエリカの気持ちの書き方も悪くない。
     それにしても喫茶店でケーキを食べてる子供達の可愛い事!ここが一番のお気に入りシーン。

  • 解説:杉江松恋

  • 少年サッカーもの。銀河のワールドカップの前の時間を描いたもの。

  • サッカーが大好きな小学5年生のエリカが、所属していた女子サッカーチームの解散により、サッカーをする場を失ってしまう。放課後練習のために訪れた公園で、ある女性に出会いサッカーの練習相手を頼まれるがなんとそれはプロ女子サッカー選手だった。
    YAではなく児童文学と思った。ちょっと浅いのは小学生だから仕方ないのか。実際にはありえない設定や展開にマンガっぽくて楽しいとは思ったけれど物足りない気もした。
    読み終わった後で『銀河のワールドカップ』前夜のお話ということに気付く。たいてい番外編は本編ほど面白くない(本編ファンに阿っている気がする)ので、本編を読んでみようと思う。

  • 「銀河のワールドカップ」の前日譚に当たるエピソードということで、先に読むことにした。
    アニメ銀河へキックオフでいうと3話目までに該当するエピソードかな。
    高遠エリカを主人公として、女子プロチームと小学生チームで8vs8のゲームをするという展開。
    そのメンバー集めをするなどの過程でエリカが何を考え・気づき・成長するのか? というところが見所です。
    個人的には喫茶店のシーンの子供たちがツボだった(笑)。

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著者プロフィール

川端 裕人(かわばた ひろと)
1964年、兵庫県明石市生まれの小説家、ノンフィクション作家。東京大学教養学部卒業後日本テレビに入社し、記者として科学技術庁、気象庁を担当。
1995年『クジラを捕って、考えた』を執筆し、ノンフィクション作家としてデビュー。1997年日本テレビを退社後、1998年『夏のロケット』で第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞し、小説家デビュー。
その後も小説とノンフィクション二つのジャンルで活躍を続け、2000年『動物園にできること』で第31回大宅壮一ノンフィクション賞候補、2004年『せちやん 星を聴く人』で第25回吉川英治文学新人賞候補。2018年『我々はなぜ我々だけなのか』で科学ジャーナリスト賞、講談社科学出版賞をそれぞれ受賞した。

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