- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087468304
感想・レビュー・書評
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伊坂幸太郎、西加奈子、柳広司目当て。
でも西さんと柳さんはこういう爽やかな青春系はちょっと違うんじゃないかな、と思った。
案の定西さんはなんか浮いてるし(笑)私は好きだけど、この中ではめっちゃ浮いてる。
柳さんは20代までの男子じゃなくて、それ以降の青年〜中年くらいの話のが多いんじゃないかな?で、そっちのがおもしろい。
伊坂さんはこの中ではやはり別格って感じ。西さんと柳さんはステージが違えばよかったんだろうけど、このアンソロジーじゃかなり見劣りしてる。
ちょっと説教くさくてそんな子どもいるかな、って感じだけど、伊坂さんのは大体そうですよね。説教くさいこと言うけど、かっこいい、みたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それぞれ作家の違う短編集。どれも主人公は男の子。その男の子が出会う誰かとのストーリー。
ちょっと読むのに時間がかかったし、1話1話が短過ぎた。 -
「少年」を題材にしたアンソロジーです。
それぞれの作家さんに与えられたページ数も関係するだろうけれど、大満足という作品は伊坂幸太郎しかなかった。
伊坂幸太郎は、短編でもしっかり伏線をはって、しっかり回収していくところがいいよね。
次に印象にのこったのは、奥田英朗。
まぁ、この二人の作品がよみたくて買った本なんだけど(笑)
こちらももちろん短編なのだが、人の心情やその変化がしっかり表現された奥田英朗らしい作品。
次は中村航。
やっぱり有名どころは長さにかかわらず作りこんでくるね。
予想ができる展開なんだけど、ちょっとした裏切りにやられたーと思います。
山本幸久は、上記3人に比べると格段にページ数は少ないんだけど、その中でうまくストーリーを展開させてました。
なぜわざわざ時代を昭和の終わりにしたのかはわからなかったけれど。
まぁ、8作品中4作品がそれなりに満足するアンソロジーだと大正解の方じゃないかなぁと思います。 -
読み終えた後にもう一度読みたいと思える作品は伊坂幸太郎の「逆ソクラテス」のみ。
他は面白いとは思えなかった。 -
切ない。
伊坂さんの『逆ソクラテス』は面白かった。 -
伊坂さんと中村さんの作品読みたさに購入しました!
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面白かったけど、どれもあんまり残らない。さくさく読むにはちょうどいい。
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伊坂幸太郎の『逆ソクラテス』が面白かったです。
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伊坂さんの「逆ソクラテス」の印象が強く残った。