- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087468311
作品紹介・あらすじ
あさのあつこ、荻原浩、加藤千恵、中島京子、本多孝好、道尾秀介、村山由佳。人気作家たちが描く、爽やかで少し切ない少女たちの物語。
感想・レビュー・書評
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「空は今日もスカイ」が一番良かったかな★
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「あの日、君と」「いつか、君へ」の四冊の中で一番良かった本だった。本命の村山由佳さんが入ってたから贔屓目はあるかもしれないけど(^_^;)他の三冊に比べてダントツに読みやすかったし、どれもおもしろかった。道尾秀介さんって、新潮文庫のストーリーセラーとかこういうアンソロジーで収録される話はすごく好きなんだけどなぁ…!ひまわりの咲かない夏が怖すぎてからというもの、手が出せないです(+_+)
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「いつか、君へ」シリーズと合わせて4冊一気読み、の3冊目。
こちらもやはり、「あの日、君と」的要素は別にありません。
青春小説、しかも女の子が主人公の小説と聞くと、どこか共感できる部分を求めて読み始めたので、ちょっと肩すかしをくらった感じでした。
いじめ、虐待、同性愛まではともかく、宇宙人に幽霊まで、なかなか「青春小説」とくくるには首を傾げてしまう作品もいくつか。
ただ、個人的には最後の「イエスタデイズ」が1番好きだったので、気持ちよく読み終えられました。
「下野原光一くんについて」(あさのあつこ)★★★☆☆
切なく、楽しく読めたのですが、小野原光一くんがなぜそうでなければならなかったのか分からなかった。
「空は今日もスカイ」(荻原浩)★★☆☆☆
ラストシーンは至極現実的なのだけれど、後味の苦みが苦手でした。
「haircut 17」(加藤千恵)★★★☆☆
「中途半端」とか「若さゆえの葛藤」とかを書かせたら、やはり加藤千恵の右に出るものはいないと思っています。
「モーガン」(中島京子)★★☆☆☆
なんだか居た堪れないストーリーだったけれど、ラストシーンに少し、少しだけ救われました。
「エースナンバー」(本多孝好)★★★★☆
WILLの森野が出てきます。
強さと弱さはきっと紙一重なんだろうな。
「やさしい風の道」(道尾秀介)★★★☆☆
これはBoysに収録されなくてよかったのかな?
いつまでもお姉ちゃんに嘘の話を聞いていてほしい。
「イエスタデイズ」(村山由佳)★★★★☆
好きです、こういうの。たとえご都合主義と言われても。
こんな偶然には運命とか奇蹟とかいう名前を付けてしまいたくなります。 -
7人の作家による「女子(Girls)」が絡む短篇オムニバス
私の偏見でしょうか? 本のそこかしこに百合の香りがします。
良かったのは、本多孝好「エースナンバー」 村山由佳「イエスタデイズ」
荻原浩「空は今日もスカイ」は、あまりに理不尽で読むのが辛い
あさのあつこ「下野原光一くんについて」 ん~もうひとひねり
道尾秀介 「やさしい風の道」既読だった
他はさらりと・・・ -
いろんな作家さんの短編集。
初めて読む作家さんが多かった。
次は長編も読んでみたいと思わされたかたばかり。
私は本の食わず嫌いをしているんだと改めて思った。 -
萩原浩さんの空は今日もスカイが特に好きです。この人はずっと子供の目線で世界を見れるのかなって思う。中島京子さんのモーガンは女の子に対する友情か恋かわからないふわふわした気持ちを描いた読んだ初めての作品。ずっと心に残ってます。
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あまり読まない作家さんも含めて、面白い。これはお買い得。
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あさのあつこ「下野原光一くんについて」
村山由佳「イエスタデイズ」
加藤千恵「haircut17」