ザ・万遊記 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 696
レビュー : 74
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087468359

作品紹介・あらすじ

ベストセラー作家・万城目学が北京、ロンドン、バルセロナ、大阪、札幌、国会議事堂……、世界も日本も駆け回って綴ったエッセイ集。文庫化にあたり、北朝鮮でのサッカー観戦記を特別収録!

感想・レビュー・書評

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  • スポーツ観戦を軸としたエッセイ集。
    サッカーはワールドカップだけ観る!覚えていたら!というミーハーともいえない私ですが、
    サッカーわからんなりにマキメ節に乗せられてあっという間に読了。
    なぜか渡辺篤史の建もの探訪の考察も一緒に収録されていて、篤史愛が熱すぎる。
    たまについていたら観る、くらいの番組だったけど、この本を読んでいるうちに、
    私も篤史いいなぁなんて気持ちになってきて(一緒に呼び捨てしてみる。)。
    でもうちには篤史が座って素敵なコメントをくれるようなソファーがないなぁ…
    というより、家そのものが賃貸やねんけど(笑)

    北朝鮮にサッカー観戦に行くの巻は、行く機会のない国の話だけに興味深く。
    よくこんな差別と抑圧ばかりの国で国際試合なんてするなぁと思ったけれど、
    テレビだけでは知れない北朝鮮の姿がなかなか面白かった。

  • スポーツ観戦、篤史...この距離感良い感じ。
    エッセイ自体読んだの久しぶりかな?
    楽しく読めました。
    ホントにいい文章を書く人だなぁと思います。
    まだホルモー×2&かの子ちゃんしか読んでないので、
    楽しみがたくさん残ってて楽しみです(^^)

  • 篤史が好きなんだなぁとしみじみ思うエッセイ集。

    万城目さんの旅行系エッセイがとても楽しいことに気付く。
    この方の視点で描かれる人がとても素敵だ。
    変に媚びないところも素敵だ。

    この方の描く物語の人物が魅力的なのも、彼の観察眼に依るものなのだなぁと気付く。

  • 読書好きの後輩にこの間「マッピーさんって、万城目学が好きじゃないですか?」と聞かれ、「うん、大好き!」と即答したものの、「なんでわかった?」
    別に隠しているわけではないけれど、“万城目学が好きです”オーラがダダ漏れの人って、なんだかちょっと怪しいではないですか。
    「あ。私も好きなんです。読書の趣味似てるかなあって思って。」
    なんだ、よかった…って多少漏れてはいるんだな。

    それからずっと、万城目学を読みたいぞ~と思い続けて、これ。
    小説じゃないんですけど、エッセイなんですけど、やっぱり万城目ワールド全開だ。

    話の内容ももちろん面白いんだけど、語りのテンポというか、リズムというか、間合いというか…。
    そこ、そんなに細かな描写が必要ですかと言いたくなるようなこだわりの部分と、そこは説明必要でしょというところでの、思い切りの良い省略&断定。
    文章で笑わせてくる。

    森見登美彦と飲んだ話。桜庭一樹との交流。
    カレンダーでの読書記録。
    数々のスポーツ観戦、または未観戦。

    そして何よりも、ちょいちょい出てくる「建物探訪」の渡辺篤史への熱い思い。( ´艸`)
    私も「建物探訪」好きですよ。
    写真集持ってるくらいには。
    でも、エッセイ集の中で、章変わりのしおりのように「今月の渡辺篤史」ってエッセイが挟まってるのって、おかしいでしょう。
    この、あからさまな愛。

    真面目な話としては、井上靖と司馬遼太郎の、歴史小説への向きあい方の違い、とか。
    インタビューに答えることによって、消えていくもの、とか。

    エッセイはちびちび読みたいのに、一気に読んでしまった。
    あ~、面白かった。

  • 『ザ・万歩計』に続く万城目さんのゆる~いエッセイ集。万城目さんの小説の中の「こんなアイディア、どっから出るの?」がちょっと分かるかも。あとは、『建もの探訪』の渡辺篤史さんへの愛が溢れていますね(笑)。

    色々な雑誌や新聞などに掲載したエッセイを集めて再構成しているので、時間軸がちょっと分かりづらかったりします。が、そんなに目くじらをたてることでもなく…。

    肩肘張らずにさらっと読めるエッセイ集です。

  • 建もの探訪に関してのエッセイが多いのはどうかなと思ったものの、気軽に読めて楽しかったです。旅の描写なんかも楽しいのですが、ちょっとしたエピソードも面白く描かれていて、飽きずに読めました。

  • 万城目さんのエッセイ。一度万城目さんの小説をと思ってまたエッセイを手に取ってしまった。前回のが面白かったので。

    こちら「万遊記」の方はスポーツの話が多い(特にサッカー)。野球ならついていけるのだが、サッカーはあまり・・・ 篤史話はやっぱ面白い。

    この文庫版には、北朝鮮サッカー観戦記が追加されているが、これがなんとなく万城目さんの人となりが感じられて一番印象に残ったかもしれない。津村さんのこと書いている文章を読んでも思ったが、基本的に自分以外の人にちゃんと興味を持っている人なんだろうと思う。

    小説何から読もうかね。

    • takanatsuさん
      万城目さんの篤史愛はすごいですよね(笑)
      私もあの番組好きなので、共感しつつ、自分よりもハマっている人を見る時の妙な面白さ(嬉しさというか…...
      万城目さんの篤史愛はすごいですよね(笑)
      私もあの番組好きなので、共感しつつ、自分よりもハマっている人を見る時の妙な面白さ(嬉しさというか…)も感じました。
      万城目さんの小説のレビュも楽しみにしています♪
      2012/05/25
    • 花鳥風月さん
      takanatsuさん

      実は番組は見たことがないのですが、まだ見ぬ篤史の想像が膨らむばかりです。万城目さんの文章の方があるいは面白いんじゃ...
      takanatsuさん

      実は番組は見たことがないのですが、まだ見ぬ篤史の想像が膨らむばかりです。万城目さんの文章の方があるいは面白いんじゃないかと思って実際見るのがこわい(笑) 篤史の喋り方が自分の思ってる感じとずれてたらどうしようとか(←いらぬ心配)

      『かの子ちゃんとマドレーヌ夫人』あたりから攻めてみたいと思います!
      2012/05/26
    • takanatsuさん
      万城目さんの文章が面白すぎますよね。
      笑える番組ではないですが、ゆったりとリラックスして楽しめるので、無理にとは言いませんが(笑)、機会が...
      万城目さんの文章が面白すぎますよね。
      笑える番組ではないですが、ゆったりとリラックスして楽しめるので、無理にとは言いませんが(笑)、機会があったら是非。

      「(←いらぬ心配)」というのが面白かったので、またまた書いてしまいました。
      しつこくてすみません。
      2012/05/27
  • 普段、エッセイは読まないのだけど万城目さんだから読んでみた。ほどほどに面白いが、少し平凡かなぁ。もっと、小公女セーラの話みたいなのがあれば…と思いました

  • スポーツ観戦と湯治と今月の渡辺篤史と徒然話。注目は渡辺篤史。どんだけ好きなんだ篤史、どんだけ愛してるんだ建もの探訪。
    作者本人も気を付けているというように、文章が短く読みやすい。が、癖が無さすぎて、感情があまり伝わってこないような。興奮しているとか、喜んでいるというのはよくわかるのだけど、それ以外は…。だったらなんやねんと言いたくなる話もそれなりにあったかなぁ。

  • 万城目さんのエッセイ、ついつい2冊目を読んでしまった。スポーツ観戦に関する話題が多くて私の関心外。スポーツ観戦で燃えたり、武将が好きだったり、おちゃらけに価値をおいていたり、「渡辺篤史の建もの探訪」に深く言及するという自分の好きなものに一途なところとか、何だか男子の王道的な人だなあと思いながら読んだ。
    文庫版で収録されたという「眉間にシワして、北朝鮮」が最もというか、唯一というか関心内。

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著者プロフィール

1976年大阪府生まれ。京都大卒。2006年ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』が直木賞候補になる。他の著書に『ホルモー六景』『偉大なる、しゅららぼん』など。

「2016年 『バベル九朔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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